石丸:町田啓太さん、今週もどうぞよろしくお願いいたします。このサロンでは、人生で大切にしている“もの”や“こと”についてお伺いしております。さあ、今日はどんなお話をお聞かせくださいますか。
町田:今日はですね、「睡眠」についてです。
石丸:睡眠は取れている方?
町田:大事にしているので、取れている方だと思います。石丸さんはどうですか。
石丸:僕は取れていない方かな。自分の中ではもっと寝たいのに、起きなきゃいけないような感じ。
町田:お忙しいから。
石丸:というか、余計なことをいっぱいやるから寝る時間が遅くなっちゃうんですよ(笑)。
町田:すごく分かります(笑)。
石丸:起きなきゃいけない時間が来るのにね。でも昼寝は得意なので、ちょこちょこ睡眠を取っています。
町田:僕は1回で(睡眠を)取るタイプかもしれないです。分散して取りたい時もあるんですけど。
石丸:激しいアクションシーンがあった後とか、眠くならない?
町田:そうですね。そういうシーンの後にお昼ご飯を挟んじゃうと、もう。
石丸:自ずとそれは、「おやすみなさい」ですよね。
町田:でも撮影も続いているので、“1回寝ちゃうと、ちょっとな…”と思っちゃうタイプなんですよ。なので、1回の睡眠を大事にするようにしています。
石丸:そうすると、(睡眠の)質は、深く眠って起きないタイプ?
町田:結構、起きないタイプだったんですけど、年齢と共にちょこちょこ起きるようになってしまって。
石丸:いらっしゃい、いらっしゃい。
石丸・町田:(笑)。
石丸:(年齢を重ねると)そうなるんだよね。
町田:やっぱりそうなんですね。これをどうにかしたいなと。
石丸:でも、まだ若いじゃん。まだまだ。脅かすわけじゃないけど、もっと大変なことになりますよ(笑)。
町田:(笑)。なので、分散ではないですけど、長距離移動がある時は少し寝た方が良いなと思い始めて、少し寝るように心がけるようになりました。
石丸:どういうことをしたら寝られるタイプですか?
町田:僕はある時、“「枕」だ”ということに気付いたんですよ。
石丸:それは、自分にフィットするもの?
町田:普段から使い慣れているものとか。安心感があるので、その安心感で眠れるというか。
石丸:じゃあ、旅には持ち歩く?
町田:持って行きます(笑)。
石丸:(笑)。
町田:僕は、車の中とかで使う移動用の枕、泊まりのロケの時に使う枕、あとは家で使う枕と使い分けてます。
石丸:「これ!」という、お勧めの枕はありますか。
町田:「西川」の、大谷翔平さんがアンバサダーをされている枕がすごく良くて。ちょっと軽めなので、持ち運びやすい。あと、少し薄い(ウレタン)シートが付いているんですが、それで自分で高さを調節出来るんです。しかも、真ん中と両サイドが別になっているんですよ。
石丸:それで、自分によりフィットする?
町田:フィットします。真ん中がちょっとだけポケットになっているので頭がちょうどはまって、横を向くときはちょっと高くなっているので肩が痛くないんです。
石丸:なるほどね。その人にフィットするような枕。
町田:あとは、ビーズっぽい素材の、いろんな形になる、Yogibo(ヨギボー)みたいなものだと、車の中でも形が変わるから、それを使ったり。
石丸:車とかで移動する時って、寝違えたりする怖さがあるでしょ?
町田:あります。
石丸:あれを防ぐために、そういう色んな形になって。
町田:それでフィットするものを持って行くと、結構良いですね。あと、ネックピローみたいなものも使ったりします。
石丸:上質な睡眠のために「枕」が大事なんですね。
町田:僕の場合はまずは「枕」ですね。
石丸:良い睡眠は大事ですけど、我々の仕事は不規則でしょ。
町田:不規則で、体力勝負の部分もありますし、健康も大事ですし。パフォーマンスにすごく影響してくるなと思うので、出来る限りケアした方が良いなと。(良く眠れると)すごくスッキリするじゃないですか、脳も心も。
石丸:そうだよね。