石丸:宮川一朗太さんをお迎えして、第3週目です。
このサロンでは、人生で大切にしている“もの”、“こと”についてお伺いしていますが、今週はどんなお話を聞かせていただけますか?
宮川:今日は、愛犬 ヨークシャテリアのラシカの話です。
石丸:どのくらいの大きさですか?
宮川:うちのは2キロくらい、胸に抱えられるくらいの大きさですね。
石丸:何歳ですか?
宮川:今年の2月で12歳になったので、けっこうおじいちゃんです。
もともと犬が大好きで、子供の頃から飼っていたんです。結婚して、しばらくは子育てでそれどころじゃなかったんだけど。妻と別れて、ある日、家に帰ったら犬がいたの(笑)。
石丸:え? それはどういうこと?(笑)
宮川:娘たちが、ペットショップで目が合ったと(笑)。あまりにも可愛かったから買っちゃったって。
石丸:運命だったんだね(笑)。
宮川:生まれて2週間くらいで、本当にちっちゃいの! 娘たちは「支払いは分割でパパになってるから、よろしくね」って(笑)。
石丸:犬好きだってことは、娘さん達は知っていたの?
宮川:そうだね。だから「返してこい」とは言わないだろうなって、ちょっと甘いパパだから(笑)。
「ちゃんと面倒見るから」ということで。
石丸:ちゃんとやってくれてましたか?
宮川:一ヶ月くらい(笑)。気が付いたら、ずっと僕が面倒をみることになってた。
石丸:じゃあ、一番、なついてるのはパパですね?
宮川:間違いなく、僕です!名前はラシカっていうんだけど……。
石丸:珍しい名前だよね。
宮川:娘が「名前はラシカってつけたから」って言うのよ。
石丸:どこから、その名前が出てきたんだろうね。
宮川:ロシアのカクテルで「ニコラシカ」っていうのがあって、「ニコ」を取って、「ラシカ」にしたんだって。「そこに何の意味や望みが入ってるわけ?」って聞くと、「特にないけど、語呂がいいでしょ?」って(笑)。
石丸:でも、一度聞いたら確実にインプットされるね。
宮川:どの名前も呼び続けていると“それしかないな”ってなるじゃない?
石丸:それはそうだね。
宮川:ずっと俺と一緒でしょう、朝も目が覚めると横で寝てるわけよ。
石丸:家の中はどこでも自由って環境なんだね。
宮川:一緒に寝かせることはしないという人もいて、そちらのほうが正しい飼い方だとは思うんだけど。あのつぶらな瞳を見てるとね(笑)。犬の12歳は、人間で言うと66歳ぐらいなのかな?
独身の親父2人が抱き合って毎日寝てるの(笑)。