8月27日〜8月31日OA
2016年アジア選手権
女子シンクロ板飛び込み
銀メダル獲得
安田舞選手
◇飛び込みを始めたきっかけは?
もともと父が飛び込みをやっていました。
小さいころからプールに行っていました。
小学校3年生の頃、家で世界水泳のDVDを見て、
気づいたらやっていました。
◇途中やめられたそうですが、何故ですか?
中学1年の時に1度辞めました。
ずっと嫌で、やらされてる感がありました。
自分が好きでやっていると思えませんでした。
目標も見えず、競技を離れました。
ただ、辞めていた半年間がとてもつまらなくて、
そこで初めて自分は飛び込みが好きだったことに気づきました。
それで競技に戻りました。
今では、東京オリンピックを目指し、
JOCエリートアカデミーで日々トレーニングを重ねています。
◇種目の魅力は?
飛び板飛び込みと高跳びがあります。
飛び板は、鉄でできた飛び込みです。
高跳びはコンクリートの台で、10mしかありません。
1.8秒の中で演技をします。
魅力は、たくさんの観客の中で、一人だけで台の先端に立つ緊張感です。
◇競技に戻るきっかけは?
とても自己中な考えなのですが、競技から離れてみると飛び込みたくなり、友達にも会いたくなり、また再開しました。
金戸凜選手と組んで、二人で同時に飛ぶ、シンクロで日本室内の大会で優勝しました。
日本選手権も優勝して、アジア選手権に選ばれて2位に選ばれました。
。
◇一つ年下の金戸凜さんについて
半年間やめていたので差がついてしまいました。
去年、彼女にシンクロで負けていたのも、自分が失敗していたのが大きかったです。
個人に専念したほうが良いとコーチからも言われ、覚悟を決めてJOCエリートアカデミーに来ました。
◇安田選手のウィークポイントは?
成功するときはするんですが、試合は1本で決めないといけないので、その確率が低いのとメンタルが弱い部分もあるので、その確率をあげていきたいと思います。
◇東京オリンピックについて
ずっとコーチに言われてきた事は、飛び込みのピークは27歳だと言われているので、それに合わせられたらいいなとは思っているのですが、オリンピックが東京で開催される事はとても特別な事なので、東京に出たいという気持ちが今はとても強いです。
焦りもあるのですが、ネガティブな気持ちは隅に置いておいて、頑張りたいと思っています。
1981年12月29日東京都生まれ
(幼少時代から仙台で過ごす)
プリンスホテル所属。06年トリノ五輪でアジア人初の金メダルを獲得。同年5月にプロ宣言をし、アイスショーを中心に活動し、オリンピックキャスター、フィギュアスケート解説、テレビやイベント出演、コラム連載も行う。現在は、イタリアのピエモンテ州の観光大使を務めるなど様々な分野にも精力的に挑戦している。
1972年5月6日生まれ/岐阜県出身
中学から本格的に陸上競技を始め、県立岐阜商業高校、大阪学院大学を経て実業団へ。98年名古屋国際女子マラソンで初優勝、以来マラソン6連勝。2000年シドニー五輪金メダルを獲得し、同年国民栄誉賞受賞。2001年ベルリンでは女性として初めて2時間20分を切る世界記録(当時)を樹立する。08年10月現役引退を発表。
公益財団法人日本陸上競技連盟 理事、公益財団法人日本オリンピック委員会 理事、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会委員長。その他「高橋尚子のスマイル アフリカ プロジェクト」や環境活動、スポーツキャスター、JICAオフィシャルサポーターなどで活躍中。