大野将平選手は、リオデジャネイロオリンピックで柔道男子73キロ級で金メダルを獲得。
荻原健司さんは現在、北野建設スキー部の指導者として6人の選手を指導されています。
?大野将平選手
◆連覇が期待される2020年の東京オリンピックの意気込みについて伺いました。
2020年は東京で、自国開催なのと男女混合の団体戦の可能性もあるという事で、複数個メダルを獲得できる事がモチベーションにつながっています。
メダルを二つ獲得できるように日本のチームに貢献できるように頑張りたいです。
◆現在の柔道に対するモチベーションについて伺いました。
やはり、柔道競技はオリンピックや世界チャンピオンが多いので、金メダルを取ってもあまり注目されませんが、自分でうまくモチベーションをあげられるように、連覇を目標にして頑張りたいです。
?スキーノルディック複合のオリンピアン荻原健司さん
◆荻原さんにとってオリンピックとは?
私から見たオリンピックは、今も昔も変わらず若いアスリートにとっては夢の舞台です。
非常に高い求心力のある国際競技大会だと思っています。
普段は、北野建設スキー部の指導者として六人の選手を見ています。
その中に、ソチオリンピック、ノルディック複合銀メダルを取った渡部暁斗くんがいます。
そういう選手が来年のピョンチャンオリンピックに向けて一生懸命トレーニングに励んでいるのを見ていると、やはり若い選手にとっては夢を叶える舞台のオリンピックは、いつまでも光り輝いていると思います。
◆渡部暁斗選手について
私と違って非常に控えめで好青年です。
最近の若者も芯のある努力家がいるんだなって感じさせてくれています。
彼自身はピョンチャンでは絶対に金メダルを取りたいと公言しているので、年は離れていますが、尊敬に値するアスリートです。
◆ノルディック複合の変化について
私が選手の頃は、前半のジャンプで良い点を取って後半は逃げ切るという戦いでした。
ルールも大分変わり、スキーのジャンプで大量リード、逃げ切るという事は殆どできなくなりました。
渡部暁斗選手が前半のジャンプでやや遅れたとしても、後半のクロスカントリーでいっきに順位を上げられる選手です。
前半のジャンプに関わらず本当に期待できます。
日本の選手はクロスカントリーで追い上げられる力を渡部選手以外皆もっているので、ピョンチャンでは、私たちが期待して見られる競技の一つだと思っています。
1981年12月29日東京都生まれ
(幼少時代から仙台で過ごす)
プリンスホテル所属。06年トリノ五輪でアジア人初の金メダルを獲得。同年5月にプロ宣言をし、アイスショーを中心に活動し、オリンピックキャスター、フィギュアスケート解説、テレビやイベント出演、コラム連載も行う。現在は、イタリアのピエモンテ州の観光大使を務めるなど様々な分野にも精力的に挑戦している。
1972年5月6日生まれ/岐阜県出身
中学から本格的に陸上競技を始め、県立岐阜商業高校、大阪学院大学を経て実業団へ。98年名古屋国際女子マラソンで初優勝、以来マラソン6連勝。2000年シドニー五輪金メダルを獲得し、同年国民栄誉賞受賞。2001年ベルリンでは女性として初めて2時間20分を切る世界記録(当時)を樹立する。08年10月現役引退を発表。
公益財団法人日本陸上競技連盟 理事、公益財団法人日本オリンピック委員会 理事、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会委員長。その他「高橋尚子のスマイル アフリカ プロジェクト」や環境活動、スポーツキャスター、JICAオフィシャルサポーターなどで活躍中。