今週は、2000年シドニーオリンピックボート日本代表 長谷 等さんと
2008年北京オリンピック競泳日本代表 柴田 隆一さんにお話を伺いました!
?2000年シドニーオリンピックボート日本代表 長谷 等さん
◆ボートの魅力は?
ボートの魅力は、非日常的で漕いでいて気持ちが良いです。
ただ、競技は本当にキツイです。
そのキツさを乗り越えられたら選手としてとっても強くなります。
シドニーオリンピックでは、6位に入り、当時の目標は決勝に残る事でした。
◆1996年アトランタオリンピックと2000年のシドニーオリンピックの2大会に出場されましたが、今はどういう活動をされていますか?
現在は、日本ボート協会でタレント発掘事業と指導者育成委員会に所属しています。
ボートは、アトランタオリンピックから軽量級が導入されたのですが、それまでは、体格の大きいヨーロッパの選手たちが活躍をしていました。
軽量級が導入されて、やっと日本の選手も平等に戦えるようになりました。
シドニーでは、決勝にいけるよう一生懸命頑張りました。
現在、日本のチームは、当時シドニーオリンピック軽量級の金メダリストがコーチとして指導しているので、世界選手権でも決勝に進んでいるので確実に成長をしています。
◆ボート協会ではどういう選手を求めていますか?
スポーツ庁長官の言葉をよく借りているのですが、男の子では、甲子園のアルプススタンドにいて、ベンチ入りできないけど持久力や体力があり、ボートならできるかも!?という子にチャレンジしてもらいたいです。
◆中高生はどのようにアプローチすれば良いですか?
日本体育協会のライジングスタープロジェクトに関わっているのですが、是非ホームページを見て、チャレンジできそうであれば申込んでください!
※今年度の募集は終了しています。
?2008年北京オリンピック競泳日本代表 柴田 隆一さん
◆現在は、管理栄養士である、柴田さんにバランスの良い食事について伺いました。
スポーツをした後は、基本的に身体が疲労していて、エネルギー源が尽きているので、使った分を補充してあげなければいけません。
そのため、ご飯を食べる事が大事です。
あとは、トレーニングをしたら筋肉もボロボロになっているので、それを修復するためにはタンパク源のお肉とお魚や卵を食べる必要があります。
ただ、それだけではダメで、野菜に含まれているビタミンも食べないとうまく活用しません。
だから、結局はバランス良い食事が大事になってきます。
◆現役時代に気をつけていた事は?
競泳トレーニングは本当にハードで疲労が激しいです。
常にしっかり食べ、回復につとめる事を意識していました。
また、トレーナーの所へ頻繁に通い、夜は寝る前に必ずストレッチをしてから寝ていました。
疲労を残さないようにケアをしていました。
高校の時にこういうケアについて指導してもらい、良かったと思っています。
1981年12月29日東京都生まれ
(幼少時代から仙台で過ごす)
プリンスホテル所属。06年トリノ五輪でアジア人初の金メダルを獲得。同年5月にプロ宣言をし、アイスショーを中心に活動し、オリンピックキャスター、フィギュアスケート解説、テレビやイベント出演、コラム連載も行う。現在は、イタリアのピエモンテ州の観光大使を務めるなど様々な分野にも精力的に挑戦している。
1972年5月6日生まれ/岐阜県出身
中学から本格的に陸上競技を始め、県立岐阜商業高校、大阪学院大学を経て実業団へ。98年名古屋国際女子マラソンで初優勝、以来マラソン6連勝。2000年シドニー五輪金メダルを獲得し、同年国民栄誉賞受賞。2001年ベルリンでは女性として初めて2時間20分を切る世界記録(当時)を樹立する。08年10月現役引退を発表。
公益財団法人日本陸上競技連盟 理事、公益財団法人日本オリンピック委員会 理事、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会委員長。その他「高橋尚子のスマイル アフリカ プロジェクト」や環境活動、スポーツキャスター、JICAオフィシャルサポーターなどで活躍中。