今週は、アスリートSPという事で、2012年ロンドンオリンピック競泳平泳ぎ日本代表の松島美菜さんと2016年リオオリンピック重量挙げ63キロ級代表松本潮霞選手にお話を伺いました。
?松島美菜さん
◆当時、ディズニーランドが大好きだった私に対して、コーチがオリンピックもディズニーランドと同じくらい楽しい場所だから頑張れと言われ続けていました。
ただ、100m平泳ぎには渡部香生子選手などライバルが多かったです。
予選会で決まった時は本当に嬉しかったのと安心感が強かったです。
鈴木聡美選手が隣にいて2人で頑張ったねって喜んだのを覚えています。
◆ロンドンオリンピックでは、結果として準決勝敗退で悔しかったです。
しかし、全世界の人たちから声援を受けて、国内でお世話になっている方々にオリンピックでの活躍を見てもらえて本当に良かったです。
そのあともオリンピックの決勝の舞台に立ちたい、鈴木聡美さんもできたんだから自分もできると思い、頑張りました。
2016年リオも目指しましたが、予選会で決勝に残れましたが、結果が出せず落選。でも4年やって、戦ってすっきり終われてよかったです。
◆2020年東京オリンピックについて
競泳界は、若い子たちがどんどん出てきて、若い子たちも輝ける世界なので頑張ってもらいたいです。
あと鈴木選手を始め、ベテラン選手もいるので頑張ってもらいたいです。
東京なので、リアルタイムで本当にいろんな人たちに見てもらえる機会なのでプレッシャーに負けずに楽しんでもらいたいです。
私は今、薬剤師として活動しているのでドーピング関係の仕事でオリンピックに関われたらいいなと思っています。
?リオオリンピック重量挙げ63キロ級代表松本潮霞選手
◆リオオリンピック銅メダリストの三宅さんとは一緒に出場して、メダルを間近で見て、ウェイトリフティングの魅力を改めて実感しました。ファンも今ではもっと増えているのではないかと思います。
◆今回のオリンピックにこの63キロ級として、出場したのは私が初めてで、一番厚い壁で層は厚いのですが、確実に他国との差を縮めているので、頑張りたいです。
金メダリストを見て、同じ人間ができるんであればやってみせるしかないです!
●2020年の可能性について
オリンピックを体験すると、もう一回これを味わいたいと思う気持ちになります。
そして、前回は9位と入賞に一歩届かなかったので、次回は、入賞してメダルを取って帰ってきたいと思います。
自分の限界に挑戦したいと思いながら日々やっています。
63キロ級は、120キロですね、自分の体重の二倍ちょっとは持ち上げています!
重たい物をどれだけ軽く持ち上げるか見てもらいたいです。
◆今後の意気込みについて
2020年は、自分の競技人生最後を賭けて日本での母国開催なので活躍して終わりたいです。
1981年12月29日東京都生まれ
(幼少時代から仙台で過ごす)
プリンスホテル所属。06年トリノ五輪でアジア人初の金メダルを獲得。同年5月にプロ宣言をし、アイスショーを中心に活動し、オリンピックキャスター、フィギュアスケート解説、テレビやイベント出演、コラム連載も行う。現在は、イタリアのピエモンテ州の観光大使を務めるなど様々な分野にも精力的に挑戦している。
1972年5月6日生まれ/岐阜県出身
中学から本格的に陸上競技を始め、県立岐阜商業高校、大阪学院大学を経て実業団へ。98年名古屋国際女子マラソンで初優勝、以来マラソン6連勝。2000年シドニー五輪金メダルを獲得し、同年国民栄誉賞受賞。2001年ベルリンでは女性として初めて2時間20分を切る世界記録(当時)を樹立する。08年10月現役引退を発表。
公益財団法人日本陸上競技連盟 理事、公益財団法人日本オリンピック委員会 理事、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会委員長。その他「高橋尚子のスマイル アフリカ プロジェクト」や環境活動、スポーツキャスター、JICAオフィシャルサポーターなどで活躍中。