2025.03.25
◆ゴルフ歴13年、ベストスコアは96!
丸山:ゴルフを始めたきっかけは?
土屋:きっかけは、浅草の漫才協会の師匠です。
丸山:やっぱり師匠たちなんですね、
土屋:最初は、ビックボーイズのなべかずお師匠から教えていただきました。
丸山:お~、ちょっと……(苦笑)。
土屋:(知らないのは)いいんです、これは。「誰やねん」って言っていい人ですから(笑)。「趣味がない」っていう話を楽屋でしてたら、(なべ師匠が)「じゃあ土屋ちゃん、ちょっとゴルフを教えてあげるからやろうよ」って言われて、打ちっ放しに連れて行ってもらったのが最初です。
丸山:じゃあ、ナイツでは土屋さんのほうが先に?
土屋:そうですね。で、その後、おぼん・こぼんのおぼん師匠と一緒にやるようになって、クラブをもらったりして。結構、師匠たちが本当に喜んでくれて。若手でゴルフを始めるやつがいなかったんで。それでいっぱい教えてもらって。
丸山:始めたのはいつ頃?
土屋:2011年とか2012年とか。
丸山:それは女子プロブームに乗っかってますね。
土屋:そうかもしれないですね。師匠たちが教えてくれるんで、本当にエンジョイゴルフで。
丸山:なるほど。
土屋:ちゃんとプロのコーチとかに教えてもらわずにやってたら、(スコア)100をなかなか切れないまま10年経って。
丸山:それは苦労されましたね(笑)。
土屋:本当にゆるいんですよ、師匠たちが。(カップまで)1m近くまだあるのに、「オッケー、オッケー」ってそんなノリだし、とにかく褒めてもらえるだけの“甘やかされゴルフ”で。
丸山:芸能界の素晴らしいところは、意外と先輩たちがみんなクラブをくれたり、「(ゴルフ)やれよ」って買ってくれたりして始めたって人、結構(芸人さんの)ゲストの方も多いよね。
土屋:そうですね。クラブもたくさんいただきましたし、やさしいなかで育ったので、10年も100切れなくても全然気にしなくて、エンジョイゴルフでやってました(苦笑)。
丸山:ゴルフ歴はもう15年近く経って。
土屋:13年ぐらいですね。最近は番組(ゴルフネットワーク「サンドウィッチマン伊達とナイツショット!」)が始まって、塙さんがやり始めて。YouTubeの企画か何かで周りから「ゴルフやりなよ」って言われたもんだから。
丸山:最近、塙さん、ちょっと良くなってきてますよね。スイング的に、振れてきてる。最初は“大丈夫かなぁ?”って思ってたけど。
土屋:毎年、年末の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で運動神経悪い芸人のレギュラーですから。どの競技やってもダメなんですけれども、ゴルフをやったらどうかって(笑)。最初は打ちっ放しか何かで褒められて、それでちょっと図に乗ってたんですけど。
丸山:ハハハハハ!
土屋:番組始まった当初はやっぱりひどくて。
丸山:ひどかったよね(笑)。“(この腕前で)よくテレビ出たな”と思いながら観てましたよ(笑)。で、13年やって、どうですか。ベストスコアは?
土屋:この番組を始めるようになって、ちょっと多めに回れるようになって。それまではなかなか「ゴルフ行く」って言いづらかったんですけど、この番組が始まってからは「仕事のための練習だから」って言えるようになって、月に1回ぐらい行けるようになったら、やっと100切りまして。
丸山:おめでとうございます! ベストスコアは?
土屋:96です。
丸山:いいじゃないですか! 100を切るって、大変なんですよ。
土屋:本当にうれしかったですね。それまで11年かかってますから(苦笑)。
丸山:サービスオッケーなしで、100を切ったと。
土屋:はい。ただ、ちょっと普通の方と違うのが、昼間ラジオばっかりやってたんで、何とかしてラウンド行きたいから、ラジオが終わった後に16時半ぐらいから回るナイターゴルフに行ってて、夜のゴルフで初めて100を切って。
丸山:へぇ~。
土屋:だから初めて100を切った瞬間が、夜の23時という(笑)。
丸山:ハハハハハ!
◆漫才協会でゴルフ部を創設!
土屋:漫才協会でゴルフ部をつくって、部長をやらせていただくようになって。
丸山:なるほど。何人ぐらいいるんですか、ゴルフ部は?
土屋:20人ぐらいいますね。
丸山:すごい! うれしいな~。
土屋:やっぱりみんな大好きですよ、ゴルフ。漫才協会でゴルフをやると、本当に幅広い世代がみんなで楽しめる。
丸山:なるほど。
土屋:僕らが70代の人と一緒にスポーツで遊べるって、すごいじゃないですか?
丸山:(ゴルフの魅力に)気づいてくれましたね。
土屋:師匠たちから教わることも多いし、面白い話もいっぱい聞くし。僕が96を出したときの漫才協会コンペで、おぼん師匠が一番よくて78で回ったんですよ。そのとき、おぼん師匠の年齢が76で。
丸山:エイジシュート(1ラウンド(18ホール)の総打数を、自分の年齢以下の打数でホールアウトすること)が近かったね。
土屋:そうなんですよ。だから今、漫才協会ゴルフ部のモチベーションは、おぼん師匠のエイジシュートをいつか見届けようって。
丸山:なるほど、素晴らしいね。
土屋:これがもうみんなの楽しみで。
丸山:じゃあ、おぼん師匠には、ちょっと頑張ってもらわなきゃね。
土屋:だから、おぼん師匠にはいつまでも元気でいてほしいし、僕らも一緒に回りたいし、上手くなろうって。
丸山:いい話だな~。
次回3月29日(土)の放送は、丸山プロのひとり語り回! 「マスターズ・トーナメント」の開催を前に、松山英樹選手についてトークします。
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3月22日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
ナイツ土屋 漫才協会の師匠たちとゴルフをエンジョイ!?「楽屋で『趣味がない』という話をしていたら…」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。3月15日(土)、22日(土)の放送ゲストは、お笑いコンビ・ナイツの土屋伸之(つちや・のぶゆき)さんです。この記事では、3月22日の模様をお届けします。
土屋伸之さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹
◆ゴルフ歴13年、ベストスコアは96!
丸山:ゴルフを始めたきっかけは?
土屋:きっかけは、浅草の漫才協会の師匠です。
丸山:やっぱり師匠たちなんですね、
土屋:最初は、ビックボーイズのなべかずお師匠から教えていただきました。
丸山:お~、ちょっと……(苦笑)。
土屋:(知らないのは)いいんです、これは。「誰やねん」って言っていい人ですから(笑)。「趣味がない」っていう話を楽屋でしてたら、(なべ師匠が)「じゃあ土屋ちゃん、ちょっとゴルフを教えてあげるからやろうよ」って言われて、打ちっ放しに連れて行ってもらったのが最初です。
丸山:じゃあ、ナイツでは土屋さんのほうが先に?
土屋:そうですね。で、その後、おぼん・こぼんのおぼん師匠と一緒にやるようになって、クラブをもらったりして。結構、師匠たちが本当に喜んでくれて。若手でゴルフを始めるやつがいなかったんで。それでいっぱい教えてもらって。
丸山:始めたのはいつ頃?
土屋:2011年とか2012年とか。
丸山:それは女子プロブームに乗っかってますね。
土屋:そうかもしれないですね。師匠たちが教えてくれるんで、本当にエンジョイゴルフで。
丸山:なるほど。
土屋:ちゃんとプロのコーチとかに教えてもらわずにやってたら、(スコア)100をなかなか切れないまま10年経って。
丸山:それは苦労されましたね(笑)。
土屋:本当にゆるいんですよ、師匠たちが。(カップまで)1m近くまだあるのに、「オッケー、オッケー」ってそんなノリだし、とにかく褒めてもらえるだけの“甘やかされゴルフ”で。
丸山:芸能界の素晴らしいところは、意外と先輩たちがみんなクラブをくれたり、「(ゴルフ)やれよ」って買ってくれたりして始めたって人、結構(芸人さんの)ゲストの方も多いよね。
土屋:そうですね。クラブもたくさんいただきましたし、やさしいなかで育ったので、10年も100切れなくても全然気にしなくて、エンジョイゴルフでやってました(苦笑)。
丸山:ゴルフ歴はもう15年近く経って。
土屋:13年ぐらいですね。最近は番組(ゴルフネットワーク「サンドウィッチマン伊達とナイツショット!」)が始まって、塙さんがやり始めて。YouTubeの企画か何かで周りから「ゴルフやりなよ」って言われたもんだから。
丸山:最近、塙さん、ちょっと良くなってきてますよね。スイング的に、振れてきてる。最初は“大丈夫かなぁ?”って思ってたけど。
土屋:毎年、年末の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で運動神経悪い芸人のレギュラーですから。どの競技やってもダメなんですけれども、ゴルフをやったらどうかって(笑)。最初は打ちっ放しか何かで褒められて、それでちょっと図に乗ってたんですけど。
丸山:ハハハハハ!
土屋:番組始まった当初はやっぱりひどくて。
丸山:ひどかったよね(笑)。“(この腕前で)よくテレビ出たな”と思いながら観てましたよ(笑)。で、13年やって、どうですか。ベストスコアは?
土屋:この番組を始めるようになって、ちょっと多めに回れるようになって。それまではなかなか「ゴルフ行く」って言いづらかったんですけど、この番組が始まってからは「仕事のための練習だから」って言えるようになって、月に1回ぐらい行けるようになったら、やっと100切りまして。
丸山:おめでとうございます! ベストスコアは?
土屋:96です。
丸山:いいじゃないですか! 100を切るって、大変なんですよ。
土屋:本当にうれしかったですね。それまで11年かかってますから(苦笑)。
丸山:サービスオッケーなしで、100を切ったと。
土屋:はい。ただ、ちょっと普通の方と違うのが、昼間ラジオばっかりやってたんで、何とかしてラウンド行きたいから、ラジオが終わった後に16時半ぐらいから回るナイターゴルフに行ってて、夜のゴルフで初めて100を切って。
丸山:へぇ~。
土屋:だから初めて100を切った瞬間が、夜の23時という(笑)。
丸山:ハハハハハ!
◆漫才協会でゴルフ部を創設!
土屋:漫才協会でゴルフ部をつくって、部長をやらせていただくようになって。
丸山:なるほど。何人ぐらいいるんですか、ゴルフ部は?
土屋:20人ぐらいいますね。
丸山:すごい! うれしいな~。
土屋:やっぱりみんな大好きですよ、ゴルフ。漫才協会でゴルフをやると、本当に幅広い世代がみんなで楽しめる。
丸山:なるほど。
土屋:僕らが70代の人と一緒にスポーツで遊べるって、すごいじゃないですか?
丸山:(ゴルフの魅力に)気づいてくれましたね。
土屋:師匠たちから教わることも多いし、面白い話もいっぱい聞くし。僕が96を出したときの漫才協会コンペで、おぼん師匠が一番よくて78で回ったんですよ。そのとき、おぼん師匠の年齢が76で。
丸山:エイジシュート(1ラウンド(18ホール)の総打数を、自分の年齢以下の打数でホールアウトすること)が近かったね。
土屋:そうなんですよ。だから今、漫才協会ゴルフ部のモチベーションは、おぼん師匠のエイジシュートをいつか見届けようって。
丸山:なるほど、素晴らしいね。
土屋:これがもうみんなの楽しみで。
丸山:じゃあ、おぼん師匠には、ちょっと頑張ってもらわなきゃね。
土屋:だから、おぼん師匠にはいつまでも元気でいてほしいし、僕らも一緒に回りたいし、上手くなろうって。
丸山:いい話だな~。
次回3月29日(土)の放送は、丸山プロのひとり語り回! 「マスターズ・トーナメント」の開催を前に、松山英樹選手についてトークします。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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3月22日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月30日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
2025.03.19
◆ナイツの十八番ネタ“ヤホー漫才”が生まれるまで
丸山:僕はお笑いが大好きで、ナイツは僕のなかでトップ3に入るぐらい好きで。
土屋:マジっすか!?
丸山:ネタ番組は見逃さないですから。
土屋:それは嬉しい~。
丸山:そんな土屋さんの相方・塙さんは同級生?
土屋:塙さんは(学年が)1個上なんですよ。
丸山:1個先輩ですか。
土屋:大学の落研(落語研究会)、お笑いサークルで出会ったんですけど、1個上の先輩・塙さんが(大学を)卒業するときに誘われて芸人になったのが、2000年です。
丸山:落研に入るというこは、若い頃からお笑い(の世界)に行きたかったの?
土屋:僕は興味本位で、たまたまライブを観に行ったのが落研のライブで。それが初めて生で見たお笑いライブで、“すごく面白いな”と思って入ったのがきっかけで。もともと芸人になるつもりはなかったんです。相方、塙さんはもう子どもの頃から(芸人に)なりたかった。
丸山:まあ、お兄さん(はなわさん)もいるし、行きやすいかなっていう感じはするけど。
土屋:そうですね。お兄さんが一足先に(芸能界にいましたから)。でも、やっぱり(塙さんの)親からしたら3兄弟なんですけど、そのうち2人が芸人っていうのはきついと(笑)。
丸山:ハハハハハ! きついですね(笑)。
土屋:「弟だけでも大学は行ってくれ」みたいな感じで、落研に。それで出会いまして。
丸山:でも、ちゃんと大学行ってくれたからよかったなということで。先輩の塙さんと出会ってから、それで仲良くなってコンビを結成するのに誘われた流れみたいなのは、どんな感じで?
土屋:塙さんは、僕が入ったときに部長とかやってたので、言ったら憧れの先輩で。
丸山:なるほど。
土屋:身近にいる一番面白い人だったので、“この人はプロになるだろうな”とは思ってたんですけど、まさか自分が(コンビの相方に)誘われるとは思わなかったですね。
丸山:へぇ~。
土屋:それで、誘われてから初めて“芸人になる”っていうのを現実的に考え始めて。
丸山:それでプロになるっていうね。
土屋:芸人は(ゴルフと違って)プロテストも何もないですけど。事務所に入れるかとか、いろいろあるんですけど、全然最初は(ネタが)ウケなくて苦労しましたね。
丸山:要するに、時事ネタのボケからつっこんで、っていう(ナイツ恒例の)感じではなかった?
土屋:最初はもう全然ですね。僕もよくわからずに、テレビとかで観る芸人さんの真似をしたりとかもしてたし、“どつきツッコミ”とかにも挑戦したりしましたね。若い頃はすごい頭叩いてみたりとか、今では全然キャラが違うんですけど(苦笑)。
丸山:僕らが知ってるナイツはやっぱりヤホー漫才。ボケから始まって……。
土屋:そうですね、小ボケの連続……みたいな。(相方の小ボケを)訂正するっていうツッコミなんですけど。そこに至るには結構工夫しましたね。
丸山:コンビを組んだのが2000年で、自分たちが(ゴルフで言う)シード選手になれたぐらいの感じというのは、その3年後や4年?
土屋:いやいや全然だと思います。事務所(マセキ芸能社)に入った1年後とかに、今度は「漫才協会にも入れ」って事務所の社長に無理やり入れさせられたりもして。その当時、漫才協会は全然お客さん入ってないし、テレビで観たことのない師匠たちばっかりで(笑)。
丸山:(笑)。
土屋:本当にそこに入るのはもう不安でしょうがなかったです。
丸山:そりゃあ、そうですよ。その気持ちはなんとなくわかるな。
土屋:やっとプロになったと思ったら、学生のときよりももっと厳しくなったみたいなところに連れて行かれたので。しかも、僕らが入ったときは漫才協会が一般社団法人になる前だったんで、漫才協団っていうもっと怪しい、なんか入るのに躊躇するような名称で、若手からは恐れられてましたから(笑)。
丸山:(笑)。
土屋:そこに入ってしばらくは全然ダメだったんですけど、ヤホーみたいな漫才になって。落語家さんの寄せとかにも入るようになったら、逆に舞台数が増えて、漫才が良くなっていって。
丸山:なるほど。
土屋:それでM-1(M-1グランプリの決勝大会)とか行けるようになった。
丸山:あれは革命的だったよね、ヤホーは。よく思いつくなという小ボケのツッコミがすごい。
土屋:僕は訂正してるだけなんですけどね(笑)。
丸山:その訂正がまた面白い。
土屋:間違っているものを、ただ直すだけという(笑)。
次回3月22日(土)のゲストも、ナイツ土屋さんです。
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3月15日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
ナイツ土屋「全然お客さん入ってないし、テレビで観たことのない師匠たちばっかりで(笑)」駆け出し時代を回顧
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。3月15日(土)、22日(土)の放送ゲストは、お笑いコンビ・ナイツの土屋伸之(つちや・のぶゆき)さんです。この記事では、3月15日の模様をお届けします。
土屋伸之さん(左)とパーソナリティの丸山茂樹
◆ナイツの十八番ネタ“ヤホー漫才”が生まれるまで
丸山:僕はお笑いが大好きで、ナイツは僕のなかでトップ3に入るぐらい好きで。
土屋:マジっすか!?
丸山:ネタ番組は見逃さないですから。
土屋:それは嬉しい~。
丸山:そんな土屋さんの相方・塙さんは同級生?
土屋:塙さんは(学年が)1個上なんですよ。
丸山:1個先輩ですか。
土屋:大学の落研(落語研究会)、お笑いサークルで出会ったんですけど、1個上の先輩・塙さんが(大学を)卒業するときに誘われて芸人になったのが、2000年です。
丸山:落研に入るというこは、若い頃からお笑い(の世界)に行きたかったの?
土屋:僕は興味本位で、たまたまライブを観に行ったのが落研のライブで。それが初めて生で見たお笑いライブで、“すごく面白いな”と思って入ったのがきっかけで。もともと芸人になるつもりはなかったんです。相方、塙さんはもう子どもの頃から(芸人に)なりたかった。
丸山:まあ、お兄さん(はなわさん)もいるし、行きやすいかなっていう感じはするけど。
土屋:そうですね。お兄さんが一足先に(芸能界にいましたから)。でも、やっぱり(塙さんの)親からしたら3兄弟なんですけど、そのうち2人が芸人っていうのはきついと(笑)。
丸山:ハハハハハ! きついですね(笑)。
土屋:「弟だけでも大学は行ってくれ」みたいな感じで、落研に。それで出会いまして。
丸山:でも、ちゃんと大学行ってくれたからよかったなということで。先輩の塙さんと出会ってから、それで仲良くなってコンビを結成するのに誘われた流れみたいなのは、どんな感じで?
土屋:塙さんは、僕が入ったときに部長とかやってたので、言ったら憧れの先輩で。
丸山:なるほど。
土屋:身近にいる一番面白い人だったので、“この人はプロになるだろうな”とは思ってたんですけど、まさか自分が(コンビの相方に)誘われるとは思わなかったですね。
丸山:へぇ~。
土屋:それで、誘われてから初めて“芸人になる”っていうのを現実的に考え始めて。
丸山:それでプロになるっていうね。
土屋:芸人は(ゴルフと違って)プロテストも何もないですけど。事務所に入れるかとか、いろいろあるんですけど、全然最初は(ネタが)ウケなくて苦労しましたね。
丸山:要するに、時事ネタのボケからつっこんで、っていう(ナイツ恒例の)感じではなかった?
土屋:最初はもう全然ですね。僕もよくわからずに、テレビとかで観る芸人さんの真似をしたりとかもしてたし、“どつきツッコミ”とかにも挑戦したりしましたね。若い頃はすごい頭叩いてみたりとか、今では全然キャラが違うんですけど(苦笑)。
丸山:僕らが知ってるナイツはやっぱりヤホー漫才。ボケから始まって……。
土屋:そうですね、小ボケの連続……みたいな。(相方の小ボケを)訂正するっていうツッコミなんですけど。そこに至るには結構工夫しましたね。
丸山:コンビを組んだのが2000年で、自分たちが(ゴルフで言う)シード選手になれたぐらいの感じというのは、その3年後や4年?
土屋:いやいや全然だと思います。事務所(マセキ芸能社)に入った1年後とかに、今度は「漫才協会にも入れ」って事務所の社長に無理やり入れさせられたりもして。その当時、漫才協会は全然お客さん入ってないし、テレビで観たことのない師匠たちばっかりで(笑)。
丸山:(笑)。
土屋:本当にそこに入るのはもう不安でしょうがなかったです。
丸山:そりゃあ、そうですよ。その気持ちはなんとなくわかるな。
土屋:やっとプロになったと思ったら、学生のときよりももっと厳しくなったみたいなところに連れて行かれたので。しかも、僕らが入ったときは漫才協会が一般社団法人になる前だったんで、漫才協団っていうもっと怪しい、なんか入るのに躊躇するような名称で、若手からは恐れられてましたから(笑)。
丸山:(笑)。
土屋:そこに入ってしばらくは全然ダメだったんですけど、ヤホーみたいな漫才になって。落語家さんの寄せとかにも入るようになったら、逆に舞台数が増えて、漫才が良くなっていって。
丸山:なるほど。
土屋:それでM-1(M-1グランプリの決勝大会)とか行けるようになった。
丸山:あれは革命的だったよね、ヤホーは。よく思いつくなという小ボケのツッコミがすごい。
土屋:僕は訂正してるだけなんですけどね(笑)。
丸山:その訂正がまた面白い。
土屋:間違っているものを、ただ直すだけという(笑)。
次回3月22日(土)のゲストも、ナイツ土屋さんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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3月15日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月23日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
2025.03.12
◆義父・関根勤の勧めでゴルフ好きに
丸山:まずはゴルフを始めたきっかけから聞きたいなと思いますけども、韓国もゴルフはとても盛んですし、Kさんがまだ韓国に居た幼少期の頃も(ゴルフをやっている人は)いっぱいいましたか?
K:女性のゴルファーで朴(パク)セリ選手とかが出てた時代だったので。それで親父も始めてたんでしょうけど、中学生のときは(ゴルフに対して)あんまりかっこいいイメージがなくて、やってなかったんですよ。やり始めていれば、たぶんハマったと思うんですけどね。
丸山:そうですか。
K:(韓国に居たときは)ずっとやってなかったんですけど、日本に来て、関根(勤)さんと仲良くなって、それで。
丸山:じゃあ、それがきっかけで本格的に?
K:はい。
丸山:関根さんって、いろんな人にクラブ(一式)を渡したりしてゴルフを勧めていますよね。
K:そうそう。僕もその1人でした。そこからめちゃめちゃハマって。
丸山:素敵です。(関根さんの行動は)ありがたいな~、本当に。
K:関根さんは、ギア(ゴルフ道具)がめっちゃ好きなんで。しかも、詳しくて。だから2人でよくゴルフショップ行ったりしています。
丸山:じゃあ、関根さんと出会ってから始めたということは……。
K:6年です。
丸山:10年経ってないんですね。ちなみに、ベストスコアは?
K:70台が、1年に1回か2回ぐらい出るんですよ。
丸山:おっ、すごい!
K:去年、76を出したのがベストです。
丸山:アベレージだと?
K:86です。
丸山:じゃあ、全然いいじゃない?
K:でも、たまに90叩きますし。
丸山:まあ、そりゃあ86アベレージの人はちょっとしたら90打っちゃうから、これは仕方ない。でも、80台が出るときのほうが多ければいいんですよ。
K:そういう感じですね。
丸山:でしょう? そうなると、110ぐらいから90の間って人がほとんどだから。だから、(アベレージが)80台の人って結構上手。
K:そうなんですか?
丸山:87、8で回れたら、まあまあ上手いなと思うよ。ゴルフを一生懸命やれてるなっていう感じの人って、大体90から下ぐらいですね。45・45ペースで回れてる人、ボギーペースの人は意外と下手じゃない。
K:僕はとにかく練習が大好きなんですよ。
丸山:すごい!
K:コースに出るより練習するのが大好きで。
丸山:それね、全国のゴルファーに教えてあげてください。
K:(笑)。
丸山:本当、みんなゴルフ上手くなりたいけど、練習嫌いな人が多いから。
K:僕は逆ですね。1日必ず2時間やるんですよ、夜に。
丸山:すごい!
K:夜22時から、飲む前にちょっと練習して。
丸山:アマチュアゴルファーの鏡だね!
K:ただ、練習すればするほど良いイメージが湧かなかったときが、立ち直れないんですよ。だから、(練習は好きだけれども)エンジョイできない部分も結構あって。
丸山:そういうときはメソッドを何か作るといい。要するに、フルスイングばっかりやらないで、ちょっと調子悪くなったらハーフスイングだけをやるとか、そういうふうに1回決めたほうがいいです。
K:はい。
丸山:迷ったときに同じことを繰り返しやってると、今度はその悪いイメージが体に染みついちゃう。ゴルフは、いいイメージって本当に一瞬で失うんですよ。
K:プロの方もそう?
丸山:一緒です。だから必ず、何か原点に戻るために、意外とプロっていうのは、自分の最初の決まり事。例えば、松山英樹は、右手のアプローチ、左手のアプローチ、そういう地味なことからやっていくことによって、リセットすることが大事だから。その(自分なりの)リセットを1つ見つけておくといい。
K:はい。
丸山:迷ったときには必ず自分のコックピットにしっかり入って、メンテナンスができるようにする。
K:なるほど~。
丸山:で、そこでまた“あーでもない、こーでもない”ってアマチュアの人が1人で考えちゃうと、どんどん悪い方向に行って悪いスイングがどんどん身につくから。そうじゃなくて、何かとりあえずハーフスイングでピッと固めるような。(自分なりのメソッドや決まり事を)何か1つ作ると、Kさんはよくなると思いますよ。
K:ありがとうございます。
丸山:練習が好きな人は、すごく教えがいがあるね。
*
その後も、Kさんによる質問攻めでゴルフ談議に花を咲かせていました。
次回3月15日(土)のゲストは、ナイツの土屋伸之(つちや・のぶゆき)さんです。
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3月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
義父・関根勤の勧めでゴルフにハマって6年…韓国出身のシンガーソングライター・K「2人でよくゴルフショップ行ったりしています」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。3月1日(土)、8日(土)の放送ゲストは、シンガーソングライターのKさんです。この記事では、3月8日の模様をお届けします。
Kさん(右)とパーソナリティの丸山茂樹
◆義父・関根勤の勧めでゴルフ好きに
丸山:まずはゴルフを始めたきっかけから聞きたいなと思いますけども、韓国もゴルフはとても盛んですし、Kさんがまだ韓国に居た幼少期の頃も(ゴルフをやっている人は)いっぱいいましたか?
K:女性のゴルファーで朴(パク)セリ選手とかが出てた時代だったので。それで親父も始めてたんでしょうけど、中学生のときは(ゴルフに対して)あんまりかっこいいイメージがなくて、やってなかったんですよ。やり始めていれば、たぶんハマったと思うんですけどね。
丸山:そうですか。
K:(韓国に居たときは)ずっとやってなかったんですけど、日本に来て、関根(勤)さんと仲良くなって、それで。
丸山:じゃあ、それがきっかけで本格的に?
K:はい。
丸山:関根さんって、いろんな人にクラブ(一式)を渡したりしてゴルフを勧めていますよね。
K:そうそう。僕もその1人でした。そこからめちゃめちゃハマって。
丸山:素敵です。(関根さんの行動は)ありがたいな~、本当に。
K:関根さんは、ギア(ゴルフ道具)がめっちゃ好きなんで。しかも、詳しくて。だから2人でよくゴルフショップ行ったりしています。
丸山:じゃあ、関根さんと出会ってから始めたということは……。
K:6年です。
丸山:10年経ってないんですね。ちなみに、ベストスコアは?
K:70台が、1年に1回か2回ぐらい出るんですよ。
丸山:おっ、すごい!
K:去年、76を出したのがベストです。
丸山:アベレージだと?
K:86です。
丸山:じゃあ、全然いいじゃない?
K:でも、たまに90叩きますし。
丸山:まあ、そりゃあ86アベレージの人はちょっとしたら90打っちゃうから、これは仕方ない。でも、80台が出るときのほうが多ければいいんですよ。
K:そういう感じですね。
丸山:でしょう? そうなると、110ぐらいから90の間って人がほとんどだから。だから、(アベレージが)80台の人って結構上手。
K:そうなんですか?
丸山:87、8で回れたら、まあまあ上手いなと思うよ。ゴルフを一生懸命やれてるなっていう感じの人って、大体90から下ぐらいですね。45・45ペースで回れてる人、ボギーペースの人は意外と下手じゃない。
K:僕はとにかく練習が大好きなんですよ。
丸山:すごい!
K:コースに出るより練習するのが大好きで。
丸山:それね、全国のゴルファーに教えてあげてください。
K:(笑)。
丸山:本当、みんなゴルフ上手くなりたいけど、練習嫌いな人が多いから。
K:僕は逆ですね。1日必ず2時間やるんですよ、夜に。
丸山:すごい!
K:夜22時から、飲む前にちょっと練習して。
丸山:アマチュアゴルファーの鏡だね!
K:ただ、練習すればするほど良いイメージが湧かなかったときが、立ち直れないんですよ。だから、(練習は好きだけれども)エンジョイできない部分も結構あって。
丸山:そういうときはメソッドを何か作るといい。要するに、フルスイングばっかりやらないで、ちょっと調子悪くなったらハーフスイングだけをやるとか、そういうふうに1回決めたほうがいいです。
K:はい。
丸山:迷ったときに同じことを繰り返しやってると、今度はその悪いイメージが体に染みついちゃう。ゴルフは、いいイメージって本当に一瞬で失うんですよ。
K:プロの方もそう?
丸山:一緒です。だから必ず、何か原点に戻るために、意外とプロっていうのは、自分の最初の決まり事。例えば、松山英樹は、右手のアプローチ、左手のアプローチ、そういう地味なことからやっていくことによって、リセットすることが大事だから。その(自分なりの)リセットを1つ見つけておくといい。
K:はい。
丸山:迷ったときには必ず自分のコックピットにしっかり入って、メンテナンスができるようにする。
K:なるほど~。
丸山:で、そこでまた“あーでもない、こーでもない”ってアマチュアの人が1人で考えちゃうと、どんどん悪い方向に行って悪いスイングがどんどん身につくから。そうじゃなくて、何かとりあえずハーフスイングでピッと固めるような。(自分なりのメソッドや決まり事を)何か1つ作ると、Kさんはよくなると思いますよ。
K:ありがとうございます。
丸山:練習が好きな人は、すごく教えがいがあるね。
*
その後も、Kさんによる質問攻めでゴルフ談議に花を咲かせていました。
次回3月15日(土)のゲストは、ナイツの土屋伸之(つちや・のぶゆき)さんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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3月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月16日(日) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
2025.03.05
◆スポーツ少年だったKが音楽を始めたきっかけ
丸山:Kさんは、韓国・ソウル出身のシンガーソングライターで、日本語がバリバリ上手いですけど、何年ぐらいこっちにいるんですか?
K:今年デビュー20周年なんですけど、(日本に)来たのはちょうど20年前なんですよ。そのときは全くしゃべれなくて。
丸山:え~っ! それがいまはこんな感じで!?
K:こんな感じになっちゃいました(笑)。
丸山:韓国語は忘れてないですか?
K:「ちょっとリズムが悪い」って、(韓国の)友達に言われています(苦笑)。もともとしゃべるのが好きだったので、言葉を覚えていくのがわりと好きで。
丸山:なるほどね。そんなKさんですが、1983年11月16日生まれということで、まだ若いですね。どんな少年時代でした?
K:親は警察官だったんですけど、音楽がすごく好きで。家では常にビートルズやビリー・ジョエルが流れていたんですけど、自分は全く音楽に興味なかったんですよ。
丸山:そうなの?
K:スポーツがすごく好きで、サッカーもやってましたし、卓球もやってましたし、あと剣道を長いことやってたんですよ。
丸山:剣道!?
K:はい。小学校から高校までずっとやって、大会にも出ていたんですけど、ある日、テレビでピアノの弾き語りを観て“モテそうだなぁ”と思って。そこがスタートでした。
丸山:やっぱりそこなんだね(笑)。
◆デビュー20周年のアニバーサリーイヤー!
丸山:Kさんは、2005年にドラマ(「H2〜君といた日々」TBS系)の主題歌(「over...」)でデビューということで、これはなぜ日本でやろうと決めたんですか?
K:2004年に韓国で先にデビューしたんですよ。
丸山:はい。
K:僕はピアノを弾いて歌うタイプなんですけど、「それよりももっと踊ってほしい」とか、韓国だとわりと楽曲作りよりは「魅せるパフォーマンスをもっとやってほしい」というのがあって、“自分がやりたかった音楽はこういうのじゃないのにな”って悩んでいた時期があって。
作曲家とかアレンジャーとか、もともとは裏方になりたかったんですよ。それで悩んでいたときに、日本から「シンガーソングライターを探している」っていう話を聞いて。
丸山:へぇ~!
K:日本に行ったことないし、いわゆる回ってる寿司しか食べたことなかったので、ちゃんとした寿司を日本で食べたいっていうのが、“行ってみよう”と思ったきっかけで。
丸山:今年3月2日で(デビュー)20周年ですか。あっという間ですね。
K:あっという間でしたね。
丸山:僕もKさんの曲が大好きで、カラオケは絶対ラインナップに入ってます。
K:え~っ、うれしい! 本当ですか?
丸山:本当に歌ってますから。そして、2010年にはデビュー5周年を記念して、初となる日本武道館公演を成功させて、2011年には韓国民の義務である兵役に行ったんですね。
K:はい、行きましたね。
丸山:(兵役から)戻ってきて、また芸能、エンターテインメントの活動をして、ライブ以外にもMCだったり、DJ、ナレーターなど幅広くやっているということで、いまは主に曲作りとかいろいろやったりしているんですか?
K:そうですね。今年が20周年イヤーということで、シングルやアルバムに向けて制作しています。
丸山:なるほど。そんなKさんですけど、30歳の節目に結婚されて。
K:はい。
丸山:お相手が関根麻里さんということで。
K:自動的に関根勤さんもついてくると(笑)。
丸山:(笑)。一番は、やっぱり日本語をちゃんとここまで頑張ったのはすごいなと思います。我々東洋人って意外とやさしいから、アメリカ人とかが多少間違った日本語、韓国語を使っても、結構わかろうとして一生懸命やるじゃない?
K:そうなんですよ。だから、デビュー当時の片言だったときのほうが結構モテたんですよね(笑)。
丸山:ハハハハハ!
K:(片言だと)みんな話を聞いてくれるので。ここまでしゃべると全然、もう普通なんですよ。
丸山:「かわいい~!」とか言ってくれない?
K:全然ないですよ。ちゃんとウケないと笑ってくれない(苦笑)。
丸山:日本語は、教材とか教科書で覚えたの?
K:いや、僕はちょっと苦手で、耳から入る情報が結構多くて。例えば、お笑いのDVDを観たり、アーティストのインタビューをそのまま耳コピしたり、あとは人がしゃべるのを真似したり。
丸山:なるほど。(日本語の勉強は)お笑いから入っていったということですけど、好きな芸人とかいるんですか?
K:多いんですけど、やっぱり関根勤さんと一緒にゴルフに行かせていただくと、後輩の芸人さんの方々も結構一緒に行くので、ずんのやすさんとか(イワイガワの)岩井ジョニ男さんとか好きですね。
丸山:会いたいな~。みんな(番組のゲストとして)来てくれましたよ。浅井企画チーム、最高ですよね(笑)。ゴルフも結構、お義父さんつながりの芸人さんが多い?
K:はい、あとはミュージシャンと一緒に。
丸山:ミュージシャンって、どんな人?
K: Charさんとか、BEGINの(上地)等さんとか。
丸山:へぇ~っ! いろんなところで幅が広がっているなと思いますけど、Kさんはアーティストとしてずっとやってきて、一番憧れたアーティストって誰なんですか?
K:やっぱりピアノを弾いて歌うアーティストがすごく好きで、スティーヴィー・ワンダーやビリー・ジョエルが僕にとっての音楽のスタートだったので、今でも好きで聴いています。
丸山:日本人では、いる?
K:それこそKANさんとか、マッキー(槇原敬之)さんとか、すごく好きですね。
次回3月8日(土)のゲストも、Kさんです。
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3月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
韓国出身のシンガーソングライター・K 憧れた日本人アーティストは?「ピアノを弾いて歌うアーティストがすごく好きで…」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。3月1日(土)、8日(土)の放送ゲストは、シンガーソングライターのKさんです。この記事では、3月1日の模様をお届けします。
Kさん(左)とパーソナリティの丸山茂樹
◆スポーツ少年だったKが音楽を始めたきっかけ
丸山:Kさんは、韓国・ソウル出身のシンガーソングライターで、日本語がバリバリ上手いですけど、何年ぐらいこっちにいるんですか?
K:今年デビュー20周年なんですけど、(日本に)来たのはちょうど20年前なんですよ。そのときは全くしゃべれなくて。
丸山:え~っ! それがいまはこんな感じで!?
K:こんな感じになっちゃいました(笑)。
丸山:韓国語は忘れてないですか?
K:「ちょっとリズムが悪い」って、(韓国の)友達に言われています(苦笑)。もともとしゃべるのが好きだったので、言葉を覚えていくのがわりと好きで。
丸山:なるほどね。そんなKさんですが、1983年11月16日生まれということで、まだ若いですね。どんな少年時代でした?
K:親は警察官だったんですけど、音楽がすごく好きで。家では常にビートルズやビリー・ジョエルが流れていたんですけど、自分は全く音楽に興味なかったんですよ。
丸山:そうなの?
K:スポーツがすごく好きで、サッカーもやってましたし、卓球もやってましたし、あと剣道を長いことやってたんですよ。
丸山:剣道!?
K:はい。小学校から高校までずっとやって、大会にも出ていたんですけど、ある日、テレビでピアノの弾き語りを観て“モテそうだなぁ”と思って。そこがスタートでした。
丸山:やっぱりそこなんだね(笑)。
◆デビュー20周年のアニバーサリーイヤー!
丸山:Kさんは、2005年にドラマ(「H2〜君といた日々」TBS系)の主題歌(「over...」)でデビューということで、これはなぜ日本でやろうと決めたんですか?
K:2004年に韓国で先にデビューしたんですよ。
丸山:はい。
K:僕はピアノを弾いて歌うタイプなんですけど、「それよりももっと踊ってほしい」とか、韓国だとわりと楽曲作りよりは「魅せるパフォーマンスをもっとやってほしい」というのがあって、“自分がやりたかった音楽はこういうのじゃないのにな”って悩んでいた時期があって。
作曲家とかアレンジャーとか、もともとは裏方になりたかったんですよ。それで悩んでいたときに、日本から「シンガーソングライターを探している」っていう話を聞いて。
丸山:へぇ~!
K:日本に行ったことないし、いわゆる回ってる寿司しか食べたことなかったので、ちゃんとした寿司を日本で食べたいっていうのが、“行ってみよう”と思ったきっかけで。
丸山:今年3月2日で(デビュー)20周年ですか。あっという間ですね。
K:あっという間でしたね。
丸山:僕もKさんの曲が大好きで、カラオケは絶対ラインナップに入ってます。
K:え~っ、うれしい! 本当ですか?
丸山:本当に歌ってますから。そして、2010年にはデビュー5周年を記念して、初となる日本武道館公演を成功させて、2011年には韓国民の義務である兵役に行ったんですね。
K:はい、行きましたね。
丸山:(兵役から)戻ってきて、また芸能、エンターテインメントの活動をして、ライブ以外にもMCだったり、DJ、ナレーターなど幅広くやっているということで、いまは主に曲作りとかいろいろやったりしているんですか?
K:そうですね。今年が20周年イヤーということで、シングルやアルバムに向けて制作しています。
丸山:なるほど。そんなKさんですけど、30歳の節目に結婚されて。
K:はい。
丸山:お相手が関根麻里さんということで。
K:自動的に関根勤さんもついてくると(笑)。
丸山:(笑)。一番は、やっぱり日本語をちゃんとここまで頑張ったのはすごいなと思います。我々東洋人って意外とやさしいから、アメリカ人とかが多少間違った日本語、韓国語を使っても、結構わかろうとして一生懸命やるじゃない?
K:そうなんですよ。だから、デビュー当時の片言だったときのほうが結構モテたんですよね(笑)。
丸山:ハハハハハ!
K:(片言だと)みんな話を聞いてくれるので。ここまでしゃべると全然、もう普通なんですよ。
丸山:「かわいい~!」とか言ってくれない?
K:全然ないですよ。ちゃんとウケないと笑ってくれない(苦笑)。
丸山:日本語は、教材とか教科書で覚えたの?
K:いや、僕はちょっと苦手で、耳から入る情報が結構多くて。例えば、お笑いのDVDを観たり、アーティストのインタビューをそのまま耳コピしたり、あとは人がしゃべるのを真似したり。
丸山:なるほど。(日本語の勉強は)お笑いから入っていったということですけど、好きな芸人とかいるんですか?
K:多いんですけど、やっぱり関根勤さんと一緒にゴルフに行かせていただくと、後輩の芸人さんの方々も結構一緒に行くので、ずんのやすさんとか(イワイガワの)岩井ジョニ男さんとか好きですね。
丸山:会いたいな~。みんな(番組のゲストとして)来てくれましたよ。浅井企画チーム、最高ですよね(笑)。ゴルフも結構、お義父さんつながりの芸人さんが多い?
K:はい、あとはミュージシャンと一緒に。
丸山:ミュージシャンって、どんな人?
K: Charさんとか、BEGINの(上地)等さんとか。
丸山:へぇ~っ! いろんなところで幅が広がっているなと思いますけど、Kさんはアーティストとしてずっとやってきて、一番憧れたアーティストって誰なんですか?
K:やっぱりピアノを弾いて歌うアーティストがすごく好きで、スティーヴィー・ワンダーやビリー・ジョエルが僕にとっての音楽のスタートだったので、今でも好きで聴いています。
丸山:日本人では、いる?
K:それこそKANさんとか、マッキー(槇原敬之)さんとか、すごく好きですね。
次回3月8日(土)のゲストも、Kさんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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3月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月9日(日) AM 4:59 まで
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※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/