2019.8.9
父の影響で、10歳のときにBMXに出会い、開始1ヵ月後に初出場したレースで優勝。その後、国内レースで数々の優勝を飾り、15歳で世界選手権に日本代表として初参戦。BMXの本場アメリカへ渡り、BMX WORLD CHAMPIONSHIPS 3位の成績を収めたことも。その後、日本を拠点に海外のプロレースに参戦するなど、日本を代表するトップライダーとして活躍。
現在、日本におけるBMX普及に尽力しており、自ら広告塔としてモデルやタレント活動もおこなっています。
◆スタートの瞬間で8割勝敗が決まる
丸山:BMXレースとは、どんな競技なんでしょう?
飯端:私がやっているのはレース競技なので、速さを競います。ライダーは8人同時に走るんですけど、一発勝負の短距離走みたいな感じです。
丸山:レースの距離はどのくらいなんですか?
飯端:コース自体、1周300~400mくらいなので、30秒前後で終わっちゃいます。そのコース内にジャンプ台があったり、コーナーがあったりします。
丸山:かなり加速しないとジャンプできないよね?
飯端:スピードは40 km/hくらいで、男子の選手だと50~60 km/hくらい出ますね。
丸山:数十秒の戦いで勝負が決まるということは、瞬発力の競技なんですか?
飯端:そうですね。競馬のように一斉にゲートが開いて、スタートする感じで。スタートの瞬間で8割勝敗が決まると言われています。
丸山:BMXが誕生したのは、アメリカだそうですね。
飯端:日本でのブームは、映画「E.T.」(1982年公開)がきっかけですね。使っている自転車がBMXなんですよ。
丸山:えっ!? あれってママチャリじゃなかったの?
飯端:カゴ付きのBMXなんですよ。
丸山:へぇ~。じゃあブームはけっこう前なんだね。自転車はかなり軽量化されているんですか?
飯端:マウンテンバイクなどと違って、サスペンションがなくて。体で全部(衝撃を)吸収しないといけないんです。ギアチェンジもないですし。
丸山:じゃあ、サドルにお尻はつけていない?
飯端:はい、立ちこぎです。なので、お尻はすごく上がります(笑)。ヒップアップにはものすごくいいです。
◆正式競技になるも逃した五輪出場
丸山:2008年北京オリンピックからBMXレースが正式競技になって、競技環境は変わりました?
飯端:正式競技にはなったんですけど、北京大会のときは男性1人しか日本の枠が取れなくて。
丸山:それは狭き門ですね。
飯端:ロンドン、リオデジャネイロと女性はまだ1回も出場できていないんです。
丸山:日本代表なのに出られないってどういうこと?
飯端:まず、国別でオリンピックポイントを競って、日本の枠を取らないといけないんです。北京大会のころは、競技人口が少なかったのと環境も全然整っていなくて、(世界レベルに)対応できるライダーがいなかった。
丸山:2020年東京オリンピックに出場できる可能性は?
飯端:男女1名ずつ、開催国枠があるので大丈夫です。
丸山:開催国枠だけよりも、世界ランキングから出場したいよね。
飯端:今、それに向けてみんながんばっています。
丸山:希望のある選手はいますか?
飯端:います。今は国内で女子だけのチームを作って、14歳と17歳の子と一緒に活動しています。コーチは別にいるので指導はしていないんですけど、チームとしてサポートしたり、今まで海外で経験したこととかをアドバイスしたり。同じチームの藪田寿衣という17歳のライダーは注目です。
丸山:ほぼ出場できそう?
飯端:その年齢層が厚くて、あと2人くらいライバルがいるので、戦ってもらわないと。
丸山:期待して見ています。飯端さんは、日本におけるBMXの普及に尽力されていますが、どんな活動を?
飯端:今はモデル活動をやらせていただいています。
丸山:Instagramを拝見しましたけど、セクシーショットも数々ありましたね。アスリート体型でものすごくカッコイイし、“さすが!”と思いました。
飯端:ありがとうございます。自転車競技はファンが偏っているので、いろいろな方向から競技を知ってもらえたらと。オリンピックのなかでもBMXは注目度が低いと思うので、東京大会がきっかけになればと思っています。
次回8月10日(土)の放送も、引き続き飯端さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
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聴取期限 2019年8月11日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm
日本BMXレース界を牽引してきた飯端美樹が推す「東京2020大会」注目の選手は?
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」。8月3日(土)の放送は、プロBMXレーサーの飯端美樹さんが登場しました。
父の影響で、10歳のときにBMXに出会い、開始1ヵ月後に初出場したレースで優勝。その後、国内レースで数々の優勝を飾り、15歳で世界選手権に日本代表として初参戦。BMXの本場アメリカへ渡り、BMX WORLD CHAMPIONSHIPS 3位の成績を収めたことも。その後、日本を拠点に海外のプロレースに参戦するなど、日本を代表するトップライダーとして活躍。
現在、日本におけるBMX普及に尽力しており、自ら広告塔としてモデルやタレント活動もおこなっています。
◆スタートの瞬間で8割勝敗が決まる
丸山:BMXレースとは、どんな競技なんでしょう?
飯端:私がやっているのはレース競技なので、速さを競います。ライダーは8人同時に走るんですけど、一発勝負の短距離走みたいな感じです。
丸山:レースの距離はどのくらいなんですか?
飯端:コース自体、1周300~400mくらいなので、30秒前後で終わっちゃいます。そのコース内にジャンプ台があったり、コーナーがあったりします。
丸山:かなり加速しないとジャンプできないよね?
飯端:スピードは40 km/hくらいで、男子の選手だと50~60 km/hくらい出ますね。
丸山:数十秒の戦いで勝負が決まるということは、瞬発力の競技なんですか?
飯端:そうですね。競馬のように一斉にゲートが開いて、スタートする感じで。スタートの瞬間で8割勝敗が決まると言われています。
丸山:BMXが誕生したのは、アメリカだそうですね。
飯端:日本でのブームは、映画「E.T.」(1982年公開)がきっかけですね。使っている自転車がBMXなんですよ。
丸山:えっ!? あれってママチャリじゃなかったの?
飯端:カゴ付きのBMXなんですよ。
丸山:へぇ~。じゃあブームはけっこう前なんだね。自転車はかなり軽量化されているんですか?
飯端:マウンテンバイクなどと違って、サスペンションがなくて。体で全部(衝撃を)吸収しないといけないんです。ギアチェンジもないですし。
丸山:じゃあ、サドルにお尻はつけていない?
飯端:はい、立ちこぎです。なので、お尻はすごく上がります(笑)。ヒップアップにはものすごくいいです。
◆正式競技になるも逃した五輪出場
丸山:2008年北京オリンピックからBMXレースが正式競技になって、競技環境は変わりました?
飯端:正式競技にはなったんですけど、北京大会のときは男性1人しか日本の枠が取れなくて。
丸山:それは狭き門ですね。
飯端:ロンドン、リオデジャネイロと女性はまだ1回も出場できていないんです。
丸山:日本代表なのに出られないってどういうこと?
飯端:まず、国別でオリンピックポイントを競って、日本の枠を取らないといけないんです。北京大会のころは、競技人口が少なかったのと環境も全然整っていなくて、(世界レベルに)対応できるライダーがいなかった。
丸山:2020年東京オリンピックに出場できる可能性は?
飯端:男女1名ずつ、開催国枠があるので大丈夫です。
丸山:開催国枠だけよりも、世界ランキングから出場したいよね。
飯端:今、それに向けてみんながんばっています。
丸山:希望のある選手はいますか?
飯端:います。今は国内で女子だけのチームを作って、14歳と17歳の子と一緒に活動しています。コーチは別にいるので指導はしていないんですけど、チームとしてサポートしたり、今まで海外で経験したこととかをアドバイスしたり。同じチームの藪田寿衣という17歳のライダーは注目です。
丸山:ほぼ出場できそう?
飯端:その年齢層が厚くて、あと2人くらいライバルがいるので、戦ってもらわないと。
丸山:期待して見ています。飯端さんは、日本におけるBMXの普及に尽力されていますが、どんな活動を?
飯端:今はモデル活動をやらせていただいています。
丸山:Instagramを拝見しましたけど、セクシーショットも数々ありましたね。アスリート体型でものすごくカッコイイし、“さすが!”と思いました。
飯端:ありがとうございます。自転車競技はファンが偏っているので、いろいろな方向から競技を知ってもらえたらと。オリンピックのなかでもBMXは注目度が低いと思うので、東京大会がきっかけになればと思っています。
次回8月10日(土)の放送も、引き続き飯端さんをゲストに迎え、お届けします。お楽しみに!
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聴取期限 2019年8月11日(日) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:英語のアルク presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/
番組Instagram:@ movingsaturday_tfm