2024.5.3
◆北島康介、大好きなゴルフの悩みは?
丸山:最近、ゴルフはどうですか?
北島:大好きさは増しているんですけど、上手くなんねー(苦笑)。まぁ、そこが面白いところでもあり。
丸山:いつもメンバーがプロゴルファーと一緒にやっているから、(ティーショットは)絶対に一番後ろからやっているわけですよ。普通の人じゃやらない、7,300~7,400ヤードのところでやっているし、そりゃあベストスコアはでないよね?
北島:でも、プロと一緒に回ることが、本当に僕の今のためになるので。丸山さんともそうですけど、一緒に回れることがありがたいことですから。(自分の)スコアよりも、迷惑をかけない、というね(笑)。
丸山:でも、我々以外とやるときは、みんなに合わせて前からやると、全然違うよね?
北島:短いと全然違いますね。逆におかしくなっちゃいますね(苦笑)。(プロの方と一緒のときは)ピッチングを持たないのに、ピッチングを振ったりすると。
丸山:それだけ150ヤード以内の重要性に、そこでまた気づかされるというね。
北島:そうですね。
丸山:長いときは3打目で上手くパーをセーブする技術が必要だし、短ければ短いでセカンドで150ヤード以内のところからチャンスにつける。これがゴルフの一番のベストスコアを出すひとつの要因なんですよ。そこを意外とみんな分かっていなくて、ギアもドライバーばかり重視するでしょ?
北島:はい。
丸山:そうじゃなくて、グリーンに近づけば近づくほど大事だということが分かっていないとね。
北島:まさに、自分マネジメントができていないです(苦笑)。
丸山:(笑)。ゴルフのセルフコントロールは難しいよね。(ラウンドばかりで)ほとんど練習に行けていないと思うんだけど。
北島:やっぱり、そこが問題ですかね?
丸山:どうなの、練習は?
北島:練習したいです。もっと練習して、間違いなく(スコア)80前半とか、いいときは70台で回れるようになったら、もうちょっと楽しいかなって。自分をちゃんとマネジメントできるようにならないと……ミスをちょっとずつ減らしていくというか。
丸山:確かに、コースに行くと追求はするんだけどね。コースに行かないと駄目でしょ?
北島:駄目ですね。
丸山:コースに行かないでも追求する時間を、例えば30分なり、週に何回か時間をつくることが、結構ゴルフには大事なのよ。
北島:いやぁ、分かります。あと、自分の強みがないです。例えば、ドライバーだったら安心できるとか、これだというものがなくて全部一辺倒な感じが最近していて。
丸山:自分の武器がないと。
北島:そうです。
丸山:自分のなかで一番自信がある分野は?
北島:それが(自分はこれだと)言えないんですよ。ドライバーも駄目だし、かといってロングアイアンも成功率が低いし。
丸山:でも、一時期、ティーショットが良かったじゃない? あのイメージが、今は全くないわけ?
北島:崩れましたね(苦笑)。でも、最近、ちょっとずつ良くなってきました。
丸山:なるほどね。いつも一緒に回るときは、3打数1安打ぐらいでいいショットを打っているような。野球だったら3割で相当評価されるんだけどね。ゴルフだと3割じゃあまり評価されないんだよね。
北島:はい。
丸山:3ホールで1発しかいいショットを打たなくて、そのほかの2がボロボロだと何の意味もないし。だから、3打数1安打のほかの2を、ある意味、最小限に抑える。
北島:駄目なんですよ、それが(苦笑)。
丸山:今後に向けての課題としては、多少はゴルフの練習に行く。クラブのフィーリングを常に体に感じておくことは大事よ。
北島:たまたま上手くいっても自分のものにならないじゃないですよね。反復練習って大事だなって。プロの方の再現性ってすごく高いじゃないですか?
丸山:でも、ごまかすのも上手だからね。反復運動なので、再現性を高めるのは非常に大事なことだけど、ちょっと調子が悪いなというときにいじれる能力も結構必要なんですよ。
北島:そうですね。それが、なかなか……やっぱり普段の練習量ですね。きちんとやって自分にしみ込ませないといけないということですよね。
丸山:そうそう。
◆丸山茂樹も舌を巻く、松山英樹の練習量
北島:ラウンドした後に、練習に行くというのはどうですか?
丸山:あ、それもいい! 反省できるから。ラウンド後の練習はいいかもね。“今日はこうだったな”ってことを振り返って、(練習で)打ってみてそこで調整して次に向けるという。
北島:プロの方は、試合が終わった後、松山(英樹)くんとか「そのまま練習に行く」って言うじゃないですか。
丸山:英樹はすごいね。あの練習はビックリするぐらい多い。僕はどちらかというと、練習する週はまとめてガッと練習して、トーナメント中は体を休めつつ上手くやっていたけど、(松山英樹選手のように)あれだけ毎日練習できるのは相当すごい体力だよね。だからちょっと体を痛めやすいというのもあるのかもしれない。
北島:逆に練習しすぎかもしれないと。
丸山:英樹は、(試合が)終わった後、食事もとらずそのまま練習場に直行して、めちゃくちゃ打って。パターもアプローチも全部やるでしょ? いやいや、(試合後に)フルコースは良くないよ(笑)。今日は、パターだけにしておこうとか、アプローチだけしてみようとか。
北島:確かに(笑)。
次回5月4日(土・祝)のゲストは、スポーツキャスターの秋山真凜(あきやま・まりん)さんです。
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4月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
北島康介 ゴルフ“練習”の大切さを痛感…「反復練習は大事」「きちんとやって自分にしみ込ませないと」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。4月27日(土)の放送は、前回に引き続き、元競泳日本代表の北島康介(きたじま・こうすけ)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆北島康介、大好きなゴルフの悩みは?
丸山:最近、ゴルフはどうですか?
北島:大好きさは増しているんですけど、上手くなんねー(苦笑)。まぁ、そこが面白いところでもあり。
丸山:いつもメンバーがプロゴルファーと一緒にやっているから、(ティーショットは)絶対に一番後ろからやっているわけですよ。普通の人じゃやらない、7,300~7,400ヤードのところでやっているし、そりゃあベストスコアはでないよね?
北島:でも、プロと一緒に回ることが、本当に僕の今のためになるので。丸山さんともそうですけど、一緒に回れることがありがたいことですから。(自分の)スコアよりも、迷惑をかけない、というね(笑)。
丸山:でも、我々以外とやるときは、みんなに合わせて前からやると、全然違うよね?
北島:短いと全然違いますね。逆におかしくなっちゃいますね(苦笑)。(プロの方と一緒のときは)ピッチングを持たないのに、ピッチングを振ったりすると。
丸山:それだけ150ヤード以内の重要性に、そこでまた気づかされるというね。
北島:そうですね。
丸山:長いときは3打目で上手くパーをセーブする技術が必要だし、短ければ短いでセカンドで150ヤード以内のところからチャンスにつける。これがゴルフの一番のベストスコアを出すひとつの要因なんですよ。そこを意外とみんな分かっていなくて、ギアもドライバーばかり重視するでしょ?
北島:はい。
丸山:そうじゃなくて、グリーンに近づけば近づくほど大事だということが分かっていないとね。
北島:まさに、自分マネジメントができていないです(苦笑)。
丸山:(笑)。ゴルフのセルフコントロールは難しいよね。(ラウンドばかりで)ほとんど練習に行けていないと思うんだけど。
北島:やっぱり、そこが問題ですかね?
丸山:どうなの、練習は?
北島:練習したいです。もっと練習して、間違いなく(スコア)80前半とか、いいときは70台で回れるようになったら、もうちょっと楽しいかなって。自分をちゃんとマネジメントできるようにならないと……ミスをちょっとずつ減らしていくというか。
丸山:確かに、コースに行くと追求はするんだけどね。コースに行かないと駄目でしょ?
北島:駄目ですね。
丸山:コースに行かないでも追求する時間を、例えば30分なり、週に何回か時間をつくることが、結構ゴルフには大事なのよ。
北島:いやぁ、分かります。あと、自分の強みがないです。例えば、ドライバーだったら安心できるとか、これだというものがなくて全部一辺倒な感じが最近していて。
丸山:自分の武器がないと。
北島:そうです。
丸山:自分のなかで一番自信がある分野は?
北島:それが(自分はこれだと)言えないんですよ。ドライバーも駄目だし、かといってロングアイアンも成功率が低いし。
丸山:でも、一時期、ティーショットが良かったじゃない? あのイメージが、今は全くないわけ?
北島:崩れましたね(苦笑)。でも、最近、ちょっとずつ良くなってきました。
丸山:なるほどね。いつも一緒に回るときは、3打数1安打ぐらいでいいショットを打っているような。野球だったら3割で相当評価されるんだけどね。ゴルフだと3割じゃあまり評価されないんだよね。
北島:はい。
丸山:3ホールで1発しかいいショットを打たなくて、そのほかの2がボロボロだと何の意味もないし。だから、3打数1安打のほかの2を、ある意味、最小限に抑える。
北島:駄目なんですよ、それが(苦笑)。
丸山:今後に向けての課題としては、多少はゴルフの練習に行く。クラブのフィーリングを常に体に感じておくことは大事よ。
北島:たまたま上手くいっても自分のものにならないじゃないですよね。反復練習って大事だなって。プロの方の再現性ってすごく高いじゃないですか?
丸山:でも、ごまかすのも上手だからね。反復運動なので、再現性を高めるのは非常に大事なことだけど、ちょっと調子が悪いなというときにいじれる能力も結構必要なんですよ。
北島:そうですね。それが、なかなか……やっぱり普段の練習量ですね。きちんとやって自分にしみ込ませないといけないということですよね。
丸山:そうそう。
◆丸山茂樹も舌を巻く、松山英樹の練習量
北島:ラウンドした後に、練習に行くというのはどうですか?
丸山:あ、それもいい! 反省できるから。ラウンド後の練習はいいかもね。“今日はこうだったな”ってことを振り返って、(練習で)打ってみてそこで調整して次に向けるという。
北島:プロの方は、試合が終わった後、松山(英樹)くんとか「そのまま練習に行く」って言うじゃないですか。
丸山:英樹はすごいね。あの練習はビックリするぐらい多い。僕はどちらかというと、練習する週はまとめてガッと練習して、トーナメント中は体を休めつつ上手くやっていたけど、(松山英樹選手のように)あれだけ毎日練習できるのは相当すごい体力だよね。だからちょっと体を痛めやすいというのもあるのかもしれない。
北島:逆に練習しすぎかもしれないと。
丸山:英樹は、(試合が)終わった後、食事もとらずそのまま練習場に直行して、めちゃくちゃ打って。パターもアプローチも全部やるでしょ? いやいや、(試合後に)フルコースは良くないよ(笑)。今日は、パターだけにしておこうとか、アプローチだけしてみようとか。
北島:確かに(笑)。
次回5月4日(土・祝)のゲストは、スポーツキャスターの秋山真凜(あきやま・まりん)さんです。
「AuDee(オーディー)」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee(オーディー)」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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4月27日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年5月5日(日・祝) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時:毎週土曜 7:00~7:25
パーソナリティ:丸山茂樹
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moving/