2023.7.1
◆力士生活16年「すべて出し切った…」
丸山：まず春日山親方のプロフィール紹介を。本名は東口翔太（とぐち・しょうた）、1986年10月11日生まれ、大阪府出身。身長193cmで現役時代の体重は161kg。今はちょっと落ちましたか？
春日山：そうですね。引退して18kgぐらい痩せましたね。
丸山：健康のために少し落としたほうがいいですからね。初土俵は2005年の3月場所、新入幕は2012年の3月場所、新三役昇進は2014年11月場所で最高位は関脇。2021年6月に引退し、年寄「春日山」を襲名されました。現役を引退されて、どうですか？
春日山：今はもうやり切ったという思いですね。
丸山：名残惜しいというより、振り切ったと。
春日山：はい、私なりにすべて出し切ったという気持ちです。悔いはないですね。
丸山：力士生活16年、生涯戦歴546勝545敗14休（96場所）。すごい成績だね。
春日山：1勝だけ上回って（笑）。
丸山：幕内戦歴は308勝352敗（44場所）で、ちょっと苦しんだのかなと。
春日山：そうですね。後半はケガがね。
丸山：ケガはスポーツ選手にはつきものですからね。十両優勝2回、敢闘賞4回、金星5個で、特に2017年春場所での白鵬関からの金星が有名ということで、1,090回連続出場。
春日山：1,000回以上連続というのは、なかなか少ないと思います。
丸山：関取の平均年齢的にはどうなの？
春日山：30歳ぐらいが目処じゃないですかね。
丸山：36歳まで頑張ったということは、よくやったと。
春日山：そうですね。相撲界でいうと、30歳を超えるとやっぱり肉体的にも精神的にもどうしても衰えていくといいますから。
丸山：親方として相撲界に残って、今後はどんな関取を出していきたいですか？
春日山：私はケガもいろいろとありましたし、自分が経験したことを活かして伝えていきたいなと。体も心も丈夫な力士を育てていきたいという思いですね。
丸山：力士にとって、ケガを避けて通るのは難しいでしょう？
春日山：そうですね。どの世界でもそうだと思うんですけど、ケガを重ねていかないと、体って丈夫に作られていかないじゃないですか。なので、力をつけるためには限界を超えるといいますか、ケガしないような稽古をしていると強くもなれないですし、いかにケガに打ち勝っていくかということだと思います。
丸山：現役時代は自分のメンテナンスにすごく気をつかってきたと思うんですけど、力士はどこを痛めやすいですか？
春日山：膝ですね、あと腰と。私の場合、一番は肘と肩でしたね。胸から“ドン！”とかちあげて当たっていきますから。
丸山：衝撃がね。毎日、交通事故のようなものでしょ？
春日山：40km/hぐらいの軽自動車に“ドカン！”と当たっているイメージですね。
丸山：193cm、161kgが突っ込んできたら我々は終わりですよ（苦笑）。マジで、一瞬で終わる（笑）。お互いがダッシュでぶつかり合うようなものだから、その衝撃は計り知れない重さだね。それで張られるは肩でガツンとやられるわ……それはケガするよね。
次回7月1日（土）のゲストも、春日山親方です。
「AuDee（オーディー）」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee（オーディー）」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック！
聴取期限 2023年7月2日（日） AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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＜番組概要＞
番組名：ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時：毎週土曜 7:00～7:25
パーソナリティ：丸山茂樹
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/moving/
元関脇・勢の春日山親方「体も心も丈夫な力士を育てていきたい」今後の目標を語る
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」（毎週土曜 7:00～7:25）。6月24日（土）の放送は、元関脇・勢として活躍した春日山親方をゲストに迎え、お届けしました。
春日山親方（左）とパーソナリティの丸山茂樹
◆力士生活16年「すべて出し切った…」
丸山：まず春日山親方のプロフィール紹介を。本名は東口翔太（とぐち・しょうた）、1986年10月11日生まれ、大阪府出身。身長193cmで現役時代の体重は161kg。今はちょっと落ちましたか？
春日山：そうですね。引退して18kgぐらい痩せましたね。
丸山：健康のために少し落としたほうがいいですからね。初土俵は2005年の3月場所、新入幕は2012年の3月場所、新三役昇進は2014年11月場所で最高位は関脇。2021年6月に引退し、年寄「春日山」を襲名されました。現役を引退されて、どうですか？
春日山：今はもうやり切ったという思いですね。
丸山：名残惜しいというより、振り切ったと。
春日山：はい、私なりにすべて出し切ったという気持ちです。悔いはないですね。
丸山：力士生活16年、生涯戦歴546勝545敗14休（96場所）。すごい成績だね。
春日山：1勝だけ上回って（笑）。
丸山：幕内戦歴は308勝352敗（44場所）で、ちょっと苦しんだのかなと。
春日山：そうですね。後半はケガがね。
丸山：ケガはスポーツ選手にはつきものですからね。十両優勝2回、敢闘賞4回、金星5個で、特に2017年春場所での白鵬関からの金星が有名ということで、1,090回連続出場。
春日山：1,000回以上連続というのは、なかなか少ないと思います。
丸山：関取の平均年齢的にはどうなの？
春日山：30歳ぐらいが目処じゃないですかね。
丸山：36歳まで頑張ったということは、よくやったと。
春日山：そうですね。相撲界でいうと、30歳を超えるとやっぱり肉体的にも精神的にもどうしても衰えていくといいますから。
丸山：親方として相撲界に残って、今後はどんな関取を出していきたいですか？
春日山：私はケガもいろいろとありましたし、自分が経験したことを活かして伝えていきたいなと。体も心も丈夫な力士を育てていきたいという思いですね。
丸山：力士にとって、ケガを避けて通るのは難しいでしょう？
春日山：そうですね。どの世界でもそうだと思うんですけど、ケガを重ねていかないと、体って丈夫に作られていかないじゃないですか。なので、力をつけるためには限界を超えるといいますか、ケガしないような稽古をしていると強くもなれないですし、いかにケガに打ち勝っていくかということだと思います。
丸山：現役時代は自分のメンテナンスにすごく気をつかってきたと思うんですけど、力士はどこを痛めやすいですか？
春日山：膝ですね、あと腰と。私の場合、一番は肘と肩でしたね。胸から“ドン！”とかちあげて当たっていきますから。
丸山：衝撃がね。毎日、交通事故のようなものでしょ？
春日山：40km/hぐらいの軽自動車に“ドカン！”と当たっているイメージですね。
丸山：193cm、161kgが突っ込んできたら我々は終わりですよ（苦笑）。マジで、一瞬で終わる（笑）。お互いがダッシュでぶつかり合うようなものだから、その衝撃は計り知れない重さだね。それで張られるは肩でガツンとやられるわ……それはケガするよね。
次回7月1日（土）のゲストも、春日山親方です。
「AuDee（オーディー）」では、時間の都合上カットしたトーク部分も盛り込んだ「ディレクターズカット版」がアップされています。音声は「AuDee（オーディー）」アプリで聴くことができますので、ぜひそちらもチェックしてください。
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聴取期限 2023年7月2日（日） AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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＜番組概要＞
番組名：ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY
放送日時：毎週土曜 7:00～7:25
パーソナリティ：丸山茂樹
番組Webサイト：https://www.tfm.co.jp/moving/
