JOC企画 スポーツラジオ番組 MY OLYMPIC STORY

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オリンピックには言葉にして伝えたい物語がある・・・
あのとき、あの瞬間、アスリートたちが感じた運命の一瞬を池松壮亮の朗読でご紹介していきます。Personality 池松壮亮

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OnAir Report - オンエアレポート

岩崎恭子の、運命の一瞬

2019.10.26

【2019/10/26 O.A】
マイ オリンピック ストーリー。
アスリートたちが感じた運命の一瞬。

今週は、今週は、史上最年少で金メダルをとった、水泳界のレジェンド、
岩崎恭子の一瞬に迫りました。

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1992年、バルセロナオリンピック。
     
水泳女子。200メートル決勝が行われた翌日、7月28日の
     
地元バルセロナのある新聞は、こう書いた。
     
「今月21日に14歳になったばかりのキョウコ・イワサキは、女子200メートル平泳ぎ決勝で、記録保持者のアニタ・ノールに勝った。身長150センチちょっと、体重は45キロ。小さな巨人は、最後の数メートルで、アメリカの世界チャンピオンを抜いただけでなく、実力者、中国のリー・リンをも抑えて金メダルを獲得した。表彰台の上でイワサキは、笑みと涙が入り混じった表情をしていた。それはいたずらをしたばかりの少女のように、あどけない表情だった」。
     
同種目の金メダルは、前畑秀子までさかのぼり、実に、56年ぶり。
     
岩崎恭子は、あの名台詞を、言った。
     
「今まで生きてきた中で、いちばん幸せです」
     
地元、静岡県沼津市で、オリンピックに見送ってくれたひとは、
     
およそ、10人ほど。
     
金メダルをとって帰ってくると、駅周辺で迎えてくれたひとは、
     
5万人を越えた。
     
岩崎は、単純に、こう思ったという。
     
「金メダルって、やっぱり、すごいんだ」

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当時、アメリカの天才スイマー、アニタ・ノール、そして中国の新鋭、リー・リンには、3秒以上の差があり。
それは、水泳界では絶望的な差。でも、14歳になったばかりのあどけない少女は、その壁を越えてみせた。
若さゆえの驚異的な体の成長と、水泳にかける情熱、そしてたゆまぬ努力が結実したミラクルな瞬間でした。
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