JOC企画 スポーツラジオ番組 MY OLYMPIC STORY

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オリンピックには言葉にして伝えたい物語がある・・・
あのとき、あの瞬間、アスリートたちが感じた運命の一瞬を池松壮亮の朗読でご紹介していきます。Personality 池松壮亮

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OnAir Report - オンエアレポート

小原日登美の、運命の一瞬

2020.07.18

【2020/7/18 O.A】
マイ オリンピック ストーリー。
アスリートたちが感じた運命の一瞬。

今週は、ロンドンオリンピック、レスリング女子フリースタイル
48キロ級の金メダリスト、小原日登美の一瞬に迫りました

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2012年8月8日。現地時間19時05分。

ロンドンオリンピック。レスリング女子フリースタイル・48キロ級、決勝。

31歳、世界選手権を8度も制覇していた小原日登美が、初めて臨んだオリンピック。

長い、長い道のりだった。

近づくどころか、後ろに遠ざかるだけの日々もあった。

何度も何度も、折れた心を、つなぎ直してここまできた。

あとひとつ・・・

決戦の場所へと最後の数歩を進み、マットに上がる。

あとひとつ、あとひとつだ。

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小原日登美
1981年1月4日、青森県八戸生まれ。
幼少からレスリングに取り込み、2000年から51キロ級で
世界選手権を6度制覇するも、55キロ級で狙ったアテネ、
北京と二度オリンピック出場を逃し、2008年に引退。
翌年現役復帰すると、48キロ級で、世界選手権2連覇。
ロンドンオリンピック、金メダル獲得後、引退し
現在は、コーチとして後進の指導にあたる。

レスリング一家で育った小原日登美選手の金メダルの背景。
煌びやかな戦跡の裏側にあるのは、階級間での苦悩と
怪我と手術、そしてうつ病と診断されるまでに追い込まれたプレッシャーとの戦い。
しかしそれを支えた家族・姉妹の絆。
その瞬間に少しでも触れられた今回のストーリーでした。

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