“ペン回し”世界大会優勝!? Penthouse浪岡真太郎「ネットで回し方を調べたりしているうちにハマりました」
2024.11.07
こっちのけんとがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間(THE MOMENT)」を探ります。
11月1日(金)と8日(金)の放送では、6人組ツインリードボーカル・バンド・Penthouse(ペントハウス)のメンバー・浪岡真太郎さん(Vo, Gt)がゲストに登場。この記事では1日の放送の模様をお届けします。ペン回しの世界大会のエピソードや、学生時代のバンドについて語ってくれました。
Penthouseは、浪岡真太郎さん(Vo, Gt)、大島真帆さん(Vo)、Cateenさん(Pf)、矢野慎太郎さん(Gt)、大原拓真さん(Ba)、平井辰典さん(Dr)による6人組ツインリードボーカルバンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOB/OGである現メンバーが、ボーカルの浪岡さんを中心に集まり、2019年6月よりPenthouseの活動を開始。2021年11月にメジャー1st EP『Living Room』を配信リリース。ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めています。
◆好きが高じてペン回しの世界大会で優勝
こっちのけんと:お会いしたのは3回目ぐらいですよね。共通の友人がいて、そこで初めましてがあったんですよね。それから僕も個人で活動するようになり、TikTokでコラボさせていただいたりしました。
浪岡:ありがとうございました。
こっちのけんと:僕の2ndシングル「死ぬな!」とか、6thシングル「はいよろころんで」の英語の翻訳をしていただいたりもしております。
早速なのですが、この番組ではゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。1つ目のモーメントは?
浪岡:「2008年、ペン回し世界大会で優勝」です!
こっちのけんと:歌じゃなかった(笑)! 何歳ぐらいですか?
浪岡:中3とか中2ぐらいかな。
こっちのけんと:そもそもペン回しのきっかけは何ですか?
浪岡:小学生のときに始めたんですけど、学校で流行る瞬間ってあるじゃないですか。僕も負けず嫌いなのでネットで回し方を調べたりしてやってくうちにハマっていきました。
こっちのけんと:なるほど。僕でいう“ボイパ”(ボイスパーカッション)ですね。ペン回しの技ってけっこうありますよね?
浪岡:めっちゃあります。当時は黎明期で技を開発するところもあって、それも楽しかったです。
こっちのけんと:世界大会はどんなものだったんですか?
浪岡:(優勝したのは)最初の世界大会だったんですけど、ネット上で開催されて、審査員が投稿した動画を観て点数をつけるものでした。国別の対抗戦だったので、日本チーム6人ぐらいで出場しましたね。
こっちのけんと:大会に応募したときはどんなお気持ちでした?
浪岡:当時、それなりにペン回し界で有名だったので、手を挙げたら日本の審査もあったのかな? それも通って出られたみたいな感じでした。
こっちのけんと:幼い頃から世界に通じていたんですね。
浪岡:当時はそんな感覚はなかったんですけどね。
こっちのけんと:今、目の前で技を見させていただいているんですけど、すごい! もしかして指の起用さはギターに影響しているのでは?
浪岡:ギターだと(弦を押さえたりする)動かす指は左じゃないですか。ペン回しは右なんです(笑)。
こっちのけんと:優勝したことで何か変わりました?
浪岡:ペン回しは自分なりにいろんな技を組み合わせて1つの演技にするんですけど、自分で考えて何かを作ることにつながっているんじゃないかなって思います。いまだに曲作りが好きなのも、ペン回しをやっていたときの気持ちと似ているんですよね。
◆高校生時代に結成したバンド名は?
こっちのけんと:続いて、人生2つ目のモーメントは?
浪岡:「2011年 地元の軽音楽大会で優勝」です!
こっちのけんと:軽音楽を始めたのは何歳ぐらいですか?
浪岡:高校1年生で軽音楽部に入って、そこからですね。
こっちのけんと:ギターはそのときから?
浪岡:最初は歌です。カラオケが好きだったので放課後、毎日カラオケができたらいいなっていう気持ちで入部しました。
こっちのけんと:当時から歌に自信はありました?
浪岡:僕は最初からけっこう自信だけはあるタイプなんです(笑)。今聴いたら下手だなって思うかもしれませんが、当時はうまいって思っていましたね。
こっちのけんと:軽音楽の大会は地元のものですか?
浪岡:そうですね。地元・岩手県の軽音楽のシーンはライブハウスが中心なんです。大人のバンドと混ざったりもしました。
こっちのけんと:マジっすか!
浪岡:高校生のライブシーンを仕切ってくれるライブハウスがあったんです。そこが主宰した大会に参加した感じですね。
こっちのけんと:当時バンドを組んでいたということは、バンド名はつけていますよね?
浪岡:「ピクルス」でした。
こっちのけんと:いいですね! 僕も高校の文化祭で歌う用にバンドを組んだのですが、夜な夜なバンド名を考えて、結局、「ばらん」になりました。お弁当とかのおかずを仕切る(緑色のギザギザの形)もの(笑)。
浪岡:そこから(現在のトレードマークの)緑色が(笑)。
こっちのけんと:そうなんですよ(笑)! ライブするときは段ボールをギザギザに切って前に置いていました(笑)。ちなみにピクルスのロゴを作ったりしました?
浪岡:ロゴも作ったし、小さいアルバムも出しました。
こっちのけんと:そのときはリーダー的なポジションでした?
浪岡:そうですね。
こっちのけんと:優勝できる自信はありました?
浪岡:なかったですね。優勝するとも思っていなかったです。曲も高校生っぽくないというか、普通にハードロックをやっていたんです(笑)。
こっちのけんと:いい意味でとがっていたんですね。優勝して気持ちの変化はありました?
浪岡:ドヤ顔をずっとしていたと思います(笑)。
こっちのけんと:地元でヒーローになりますよね(笑)。当時、演奏したのは何の曲ですか?
浪岡:オリジナル曲です。岩手では(高校生が)オリジナル曲を作るのは、わりと当たり前の文化なんですよね。
こっちのけんと:いい文化! 当時から曲を作っていたら、そりゃあ上手なわけです。どんな内容でした?
浪岡:歌詞では本当にくだらないことを熱く語っていました。当時、レニー・クラヴィッツの楽曲「Are You Gonna Go My Way」にハマっていたので、それにインスパイアされたというか、ギターのチョーキング(※弦を押し上げて音程を変化させるテクニック)から始まるリフでずっといく感じの曲でした。
こっちのけんと:めちゃめちゃいいですね!
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11月1日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
11月1日(金)と8日(金)の放送では、6人組ツインリードボーカル・バンド・Penthouse(ペントハウス)のメンバー・浪岡真太郎さん(Vo, Gt)がゲストに登場。この記事では1日の放送の模様をお届けします。ペン回しの世界大会のエピソードや、学生時代のバンドについて語ってくれました。
Penthouseは、浪岡真太郎さん(Vo, Gt)、大島真帆さん(Vo)、Cateenさん(Pf)、矢野慎太郎さん(Gt)、大原拓真さん(Ba)、平井辰典さん(Dr)による6人組ツインリードボーカルバンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOB/OGである現メンバーが、ボーカルの浪岡さんを中心に集まり、2019年6月よりPenthouseの活動を開始。2021年11月にメジャー1st EP『Living Room』を配信リリース。ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めています。
◆好きが高じてペン回しの世界大会で優勝
こっちのけんと:お会いしたのは3回目ぐらいですよね。共通の友人がいて、そこで初めましてがあったんですよね。それから僕も個人で活動するようになり、TikTokでコラボさせていただいたりしました。
浪岡:ありがとうございました。
こっちのけんと:僕の2ndシングル「死ぬな!」とか、6thシングル「はいよろころんで」の英語の翻訳をしていただいたりもしております。
早速なのですが、この番組ではゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。1つ目のモーメントは?
浪岡:「2008年、ペン回し世界大会で優勝」です!
こっちのけんと:歌じゃなかった(笑)! 何歳ぐらいですか?
浪岡:中3とか中2ぐらいかな。
こっちのけんと:そもそもペン回しのきっかけは何ですか?
浪岡:小学生のときに始めたんですけど、学校で流行る瞬間ってあるじゃないですか。僕も負けず嫌いなのでネットで回し方を調べたりしてやってくうちにハマっていきました。
こっちのけんと:なるほど。僕でいう“ボイパ”(ボイスパーカッション)ですね。ペン回しの技ってけっこうありますよね?
浪岡:めっちゃあります。当時は黎明期で技を開発するところもあって、それも楽しかったです。
こっちのけんと:世界大会はどんなものだったんですか?
浪岡:(優勝したのは)最初の世界大会だったんですけど、ネット上で開催されて、審査員が投稿した動画を観て点数をつけるものでした。国別の対抗戦だったので、日本チーム6人ぐらいで出場しましたね。
こっちのけんと:大会に応募したときはどんなお気持ちでした?
浪岡:当時、それなりにペン回し界で有名だったので、手を挙げたら日本の審査もあったのかな? それも通って出られたみたいな感じでした。
こっちのけんと:幼い頃から世界に通じていたんですね。
浪岡:当時はそんな感覚はなかったんですけどね。
こっちのけんと:今、目の前で技を見させていただいているんですけど、すごい! もしかして指の起用さはギターに影響しているのでは?
浪岡:ギターだと(弦を押さえたりする)動かす指は左じゃないですか。ペン回しは右なんです(笑)。
こっちのけんと:優勝したことで何か変わりました?
浪岡:ペン回しは自分なりにいろんな技を組み合わせて1つの演技にするんですけど、自分で考えて何かを作ることにつながっているんじゃないかなって思います。いまだに曲作りが好きなのも、ペン回しをやっていたときの気持ちと似ているんですよね。
◆高校生時代に結成したバンド名は?
こっちのけんと:続いて、人生2つ目のモーメントは?
浪岡:「2011年 地元の軽音楽大会で優勝」です!
こっちのけんと:軽音楽を始めたのは何歳ぐらいですか?
浪岡:高校1年生で軽音楽部に入って、そこからですね。
こっちのけんと:ギターはそのときから?
浪岡:最初は歌です。カラオケが好きだったので放課後、毎日カラオケができたらいいなっていう気持ちで入部しました。
こっちのけんと:当時から歌に自信はありました?
浪岡:僕は最初からけっこう自信だけはあるタイプなんです(笑)。今聴いたら下手だなって思うかもしれませんが、当時はうまいって思っていましたね。
こっちのけんと:軽音楽の大会は地元のものですか?
浪岡:そうですね。地元・岩手県の軽音楽のシーンはライブハウスが中心なんです。大人のバンドと混ざったりもしました。
こっちのけんと:マジっすか!
浪岡:高校生のライブシーンを仕切ってくれるライブハウスがあったんです。そこが主宰した大会に参加した感じですね。
こっちのけんと:当時バンドを組んでいたということは、バンド名はつけていますよね?
浪岡:「ピクルス」でした。
こっちのけんと:いいですね! 僕も高校の文化祭で歌う用にバンドを組んだのですが、夜な夜なバンド名を考えて、結局、「ばらん」になりました。お弁当とかのおかずを仕切る(緑色のギザギザの形)もの(笑)。
浪岡:そこから(現在のトレードマークの)緑色が(笑)。
こっちのけんと:そうなんですよ(笑)! ライブするときは段ボールをギザギザに切って前に置いていました(笑)。ちなみにピクルスのロゴを作ったりしました?
浪岡:ロゴも作ったし、小さいアルバムも出しました。
こっちのけんと:そのときはリーダー的なポジションでした?
浪岡:そうですね。
こっちのけんと:優勝できる自信はありました?
浪岡:なかったですね。優勝するとも思っていなかったです。曲も高校生っぽくないというか、普通にハードロックをやっていたんです(笑)。
こっちのけんと:いい意味でとがっていたんですね。優勝して気持ちの変化はありました?
浪岡:ドヤ顔をずっとしていたと思います(笑)。
こっちのけんと:地元でヒーローになりますよね(笑)。当時、演奏したのは何の曲ですか?
浪岡:オリジナル曲です。岩手では(高校生が)オリジナル曲を作るのは、わりと当たり前の文化なんですよね。
こっちのけんと:いい文化! 当時から曲を作っていたら、そりゃあ上手なわけです。どんな内容でした?
浪岡:歌詞では本当にくだらないことを熱く語っていました。当時、レニー・クラヴィッツの楽曲「Are You Gonna Go My Way」にハマっていたので、それにインスパイアされたというか、ギターのチョーキング(※弦を押し上げて音程を変化させるテクニック)から始まるリフでずっといく感じの曲でした。
こっちのけんと:めちゃめちゃいいですね!
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11月1日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年11月9日(土) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと