Penthouse浪岡真太郎 人生の転機となった“ハードロックバンド時代”のアメリカツアーを振り返る「自分に自信がついた」
2024.11.13
こっちのけんとがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間(THE MOMENT)」を探ります。
11月1日(金)と8日(金)の放送では、Penthouseのメンバー・浪岡真太郎(Vo, Gt)さんがゲストに登場。この記事では8日の放送の模様をお届けします。ハードロックバンド時代の活動や、8枚目のシングル「...恋に落ちたら」の制作エピソードなどについて語ってくれました。
Penthouseは、浪岡真太郎さん(Vo, Gt)、大島真帆さん(Vo)、Cateenさん(Pf)、矢野慎太郎さん(Gt)、大原拓真さん(Ba)、平井辰典さん(Dr)による6人組ツインリードボーカルバンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOB/OGである現メンバーが、ボーカルの浪岡さんを中心に集まり、2019年6月よりPenthouseの活動を開始。2021年11月にメジャー1st EP『Living Room』を配信リリース。ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めています。
*
Penthouse結成前はハードロックバンド「QUORUM(クオラム)」のボーカルとして7年間活動。アメリカ・テキサス州オースティンでおこなわれる大規模イベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」への出演や、アメリカツアーなどもおこなっていました。
◆アメリカ中をまわってハードロックを演奏
こっちのけんと:この番組は、これまでの時間のなかで心に刻まれている、人生が変わった瞬間、“MOMENT”を探っていく番組です。先週に引き続き、6人組ツインリードボーカルバンド・Penthouseから、浪岡真太郎さんがゲストです。浪岡さん3つ目のモーメントは何でしょうか?
浪岡:「2015年頃 ハードロックバンド・QUORUMでアメリカツアー」です。
こっちのけんと:すごいですね! Penthouseの活動ともギャップがあります。
浪岡:Penthouseの音楽から入ると、「えっ?」みたいな感じになりますよね。
こっちのけんと:QUORUMはいつから?
浪岡:大学で上京してきたのですが、入学式の前にこのバンドに入ったんですよ。
こっちのけんと:早い!
浪岡:高校の先輩が先に東京で音楽をやっていて、ハードロックバンドでボーカルを探していたんです。
こっちのけんと:ドンピシャじゃないですか!
浪岡:「やってみる?」ってことで入った感じですね。
こっちのけんと:どういう経緯でアメリカツアーになったんですか?
浪岡:「サウス・バイ・サウスウエスト」っていうフェスティバルがあるんですけど、そこのジャパンナイトのステージで日本のバンドが何組か演奏するということで、そこに帯同できたんです。
こっちのけんと:すごい! それまでに海外って行ったことはありますか?
浪岡:旅行したかったのですが、全然時間がなかったので初めてでした。2週間で11ヵ所アメリカの各地をまわりました。
こっちのけんと:2週間で!? 現地の移動手段は何だったんですか?
浪岡:飛行機が多かったですね。バスのときは1日中バスのなかでした。「アメリカ広すぎ!」って感じでした(笑)。
こっちのけんと:メンバーはみなさん年上でした?
浪岡:年上だったのですが、僕の弟がドラムをやったんですよ(笑)。
こっちのけんと:そうだったんですか!? うちの弟も大学に入って軽音部でドラムをやっていました(笑)。
浪岡:弟はドラムをやりがち(笑)。
こっちのけんと:アメリカツアーはシンプルに楽しかったですか?
浪岡:楽しかったですし、毎日新しい発見がありましたね。
こっちのけんと:お客さんの反応はどんなものでした?
浪岡:「知らないバンドだけど、日本のバンドが来るらしい」みたいな感じで観に来てくれたので不安はありました。でも、けっこう受け入れられる感じがありました。日本よりはハードロックが馴染んでいる感覚もあったし、演奏がよければ喜んで聴いてくれるんだなって思いました。
こっちのけんと:このときの経験は浪岡さんにとって大きそうですね。
浪岡:そうですね。英語でハードロックを歌ったことで自分に自信がつきました。本場でハードロックに聴き慣れている人たちがいいと思ってくれたのはすごく嬉しかったです。
こっちのけんと:2015年話ですが、当時は東京大学に在学中ですよね?
浪岡:そうですね。
こっちのけんと:音楽と勉強はどうやって両立したんですか?
浪岡:僕は東大に入るまではさすがに勉強していましたが、入ってからはあまり勉強していなかったので(笑)。
こっちのけんと:やはり一番の得意分野は英語でした?
浪岡:数学でした(笑)。英語は入試でもあまり伸びなかったですね。
こっちのけんと:理系なんですね。それもビックリ!
◆ハードロックから現在の音楽性に転向した理由とは?
こっちのけんと:それでは、続いてのモーメントをお願いします。
浪岡:「2020年頃 コロナ禍に『...恋に落ちたら』を制作」です。
こっちのけんと:めっちゃいい曲! 僕が浪岡さんと知り合ったのはこの辺なんですよね。Penthouseの活動は2019年頃からですよね?
浪岡:そうですね。2018年ぐらいから(メンバーに)声かけをした感じです。大学で軽音楽サークルに入っていたのですが、そこのメンバーで組んだバンドです。
こっちのけんと:浪岡さんの人生に焦点を当てると音楽性がめっちゃ変わっていますよね。なぜ今の方向性になったのですか?
浪岡:やはりハードロックは日本だと厳しいなって思ったんです。
こっちのけんと:なるほど。その辺のことを考えていたんだ。
浪岡:若い頃は自分の好きな音楽を信じていればよかったんですけど、たくさんの人に聴いてもらえないのは寂しいなっていう思いがありました。
こっちのけんと:わかります。
浪岡:大学のサークルはオールジャンルの音楽をやっていたので、その人たちと一緒にやってみようかなってことで始めたバンドです。
こっちのけんと:メンバーにボーカルの大島真帆さんを加えてツインボーカルにしようと思ったきっかけは?
浪岡:ハーモニーがほしいと思っていたので、ボーカルは2人ぐらいいたほうがいいなって最初に思ったんですよね。メンバーを組む時点でどんな音楽をやるのか決めていませんでした。真帆さんボーカルで、ギターが2本でもいいし、どうにでもできるなって感じたので、このメンバーでやってみようって思いました。
◆コロナ禍のコミュニケーションで生まれた楽曲
こっちのけんと:(2021年に8枚目のシングル)「...恋に落ちたら」はどうやって生まれたんですか?
浪岡:コロナ禍で全然人と喋れなかったんですけど、大学の友達と「Discord(ディスコード)」というトークアプリで夜な夜な通話することにハマっていたんです。そのときに恋バナになって、「恋に落ちたら順風満帆なんだけどな」みたいな、いいワードがいっぱい出たんです。
こっちのけんと:なるほど!
浪岡:それを歌詞にしちゃうおうと思って作った曲です。当時のPenthouseは、もうちょっと洋楽寄りの曲ばかりをやっていたので、こういうポップな曲をやるのは違うかなと思っていたのですが、一応作ったから共有ドライブに入れていたんです。そうしたら、J-POPが好きなベースの大原(拓真)さんから「この曲やろうよ!」みたいなことを言われたんです。
こっちのけんと:すごい! コロナ禍にDiscordで話していたからこそできた曲だったんですね。ちなみに、この楽曲を作った当時はどんな曲が好きだったんですか?
浪岡:洋楽が好きなので基本は洋楽ですが、そのなかで(アメリカ・ニューヨーク発の兄妹バンド)「Lawrence(ローレンス)」を聴いていました。ローレンスはツインボーカルなんです。
こっちのけんと:なるほど! Penthouseを始めたことで、ハードロックから方向転換してバンドメンバーの意向もいろいろ加えたわけですよね。気持ちの変化もめっちゃあったんじゃないですか?
浪岡:ありましたね。ただ、ハードロックに比べてできることが多くなったんですよね。
こっちのけんと:そういう発想なんですね!
浪岡:J-POPってけっこうジャンルが自由なので、「やってみたいことはとにかくやろう!」みたいな気持ちだったと思います。
こっちのけんと:個人的な話ですが、曲のタイトルを付ける作業って、めっちゃ腰の重い作業なんです。「...恋に落ちたら」は、前に点々(…)があるじゃないですか。なんで付けようと思ったのですか?
浪岡:Crystal Kayさんの曲で「恋におちたら」がありますよね。それで何か変化をつけたいなと思ったのですが、「曲名は『恋に落ちたら』以外にないよな」とも思ったんです。それで「...」を付けたっていうのもありますし、歌詞の雰囲気的にベタな恋愛でもないなとも思ったんです。
こっちのけんと:たしかに。
浪岡:前向きでも後ろ向きのでもない、ちょっと葛藤がある歌詞でもあるから「...」ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思いました。
こっちのけんと:しかも、前に「...」をつけることでポジティブになるんですよね。
浪岡:歌詞的にも最後はちょっと前向きになって終わりますから、いい解釈ですね。
◆最新アルバム『Laundry』をリリース!
こっちのけんと:Penthouseは11月6日(水)にニューアルバム『Laundry』をリリースされました。どんなアルバムになりましたか?
浪岡:Penthouseはジャンルの垣根なく、さまざまな曲をやるバンドなので、今回も例に漏れず、いろんな曲が入ったアルバムになっています。
こっちのけんと:いろんな楽曲があり、ジャンルも変わりつつ、でも作詞はほぼやる。さすがですね。人生を振り返っていただいて、いろんな経験が活きているんだなって思いました。
浪岡:にしてはハードロックを全然やっていないんですけどね(笑)。そのうちやるかもしれないですね。
――ここで、最新アルバム『Laundry』から「Taxi to the Moon」をオンエア。
こっちのけんと:浪岡さんの人生を振り返ったあとに聴くと、今ここにいるっていうのがはっきり見えて感動しました。
浪岡:ありがとうございます。
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11月8日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
11月1日(金)と8日(金)の放送では、Penthouseのメンバー・浪岡真太郎(Vo, Gt)さんがゲストに登場。この記事では8日の放送の模様をお届けします。ハードロックバンド時代の活動や、8枚目のシングル「...恋に落ちたら」の制作エピソードなどについて語ってくれました。
Penthouseは、浪岡真太郎さん(Vo, Gt)、大島真帆さん(Vo)、Cateenさん(Pf)、矢野慎太郎さん(Gt)、大原拓真さん(Ba)、平井辰典さん(Dr)による6人組ツインリードボーカルバンド。大学時代に所属したバンドサークル「東大POMP」のOB/OGである現メンバーが、ボーカルの浪岡さんを中心に集まり、2019年6月よりPenthouseの活動を開始。2021年11月にメジャー1st EP『Living Room』を配信リリース。ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めています。
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Penthouse結成前はハードロックバンド「QUORUM(クオラム)」のボーカルとして7年間活動。アメリカ・テキサス州オースティンでおこなわれる大規模イベント「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」への出演や、アメリカツアーなどもおこなっていました。
◆アメリカ中をまわってハードロックを演奏
こっちのけんと:この番組は、これまでの時間のなかで心に刻まれている、人生が変わった瞬間、“MOMENT”を探っていく番組です。先週に引き続き、6人組ツインリードボーカルバンド・Penthouseから、浪岡真太郎さんがゲストです。浪岡さん3つ目のモーメントは何でしょうか?
浪岡:「2015年頃 ハードロックバンド・QUORUMでアメリカツアー」です。
こっちのけんと:すごいですね! Penthouseの活動ともギャップがあります。
浪岡:Penthouseの音楽から入ると、「えっ?」みたいな感じになりますよね。
こっちのけんと:QUORUMはいつから?
浪岡:大学で上京してきたのですが、入学式の前にこのバンドに入ったんですよ。
こっちのけんと:早い!
浪岡:高校の先輩が先に東京で音楽をやっていて、ハードロックバンドでボーカルを探していたんです。
こっちのけんと:ドンピシャじゃないですか!
浪岡:「やってみる?」ってことで入った感じですね。
こっちのけんと:どういう経緯でアメリカツアーになったんですか?
浪岡:「サウス・バイ・サウスウエスト」っていうフェスティバルがあるんですけど、そこのジャパンナイトのステージで日本のバンドが何組か演奏するということで、そこに帯同できたんです。
こっちのけんと:すごい! それまでに海外って行ったことはありますか?
浪岡:旅行したかったのですが、全然時間がなかったので初めてでした。2週間で11ヵ所アメリカの各地をまわりました。
こっちのけんと:2週間で!? 現地の移動手段は何だったんですか?
浪岡:飛行機が多かったですね。バスのときは1日中バスのなかでした。「アメリカ広すぎ!」って感じでした(笑)。
こっちのけんと:メンバーはみなさん年上でした?
浪岡:年上だったのですが、僕の弟がドラムをやったんですよ(笑)。
こっちのけんと:そうだったんですか!? うちの弟も大学に入って軽音部でドラムをやっていました(笑)。
浪岡:弟はドラムをやりがち(笑)。
こっちのけんと:アメリカツアーはシンプルに楽しかったですか?
浪岡:楽しかったですし、毎日新しい発見がありましたね。
こっちのけんと:お客さんの反応はどんなものでした?
浪岡:「知らないバンドだけど、日本のバンドが来るらしい」みたいな感じで観に来てくれたので不安はありました。でも、けっこう受け入れられる感じがありました。日本よりはハードロックが馴染んでいる感覚もあったし、演奏がよければ喜んで聴いてくれるんだなって思いました。
こっちのけんと:このときの経験は浪岡さんにとって大きそうですね。
浪岡:そうですね。英語でハードロックを歌ったことで自分に自信がつきました。本場でハードロックに聴き慣れている人たちがいいと思ってくれたのはすごく嬉しかったです。
こっちのけんと:2015年話ですが、当時は東京大学に在学中ですよね?
浪岡:そうですね。
こっちのけんと:音楽と勉強はどうやって両立したんですか?
浪岡:僕は東大に入るまではさすがに勉強していましたが、入ってからはあまり勉強していなかったので(笑)。
こっちのけんと:やはり一番の得意分野は英語でした?
浪岡:数学でした(笑)。英語は入試でもあまり伸びなかったですね。
こっちのけんと:理系なんですね。それもビックリ!
◆ハードロックから現在の音楽性に転向した理由とは?
こっちのけんと:それでは、続いてのモーメントをお願いします。
浪岡:「2020年頃 コロナ禍に『...恋に落ちたら』を制作」です。
こっちのけんと:めっちゃいい曲! 僕が浪岡さんと知り合ったのはこの辺なんですよね。Penthouseの活動は2019年頃からですよね?
浪岡:そうですね。2018年ぐらいから(メンバーに)声かけをした感じです。大学で軽音楽サークルに入っていたのですが、そこのメンバーで組んだバンドです。
こっちのけんと:浪岡さんの人生に焦点を当てると音楽性がめっちゃ変わっていますよね。なぜ今の方向性になったのですか?
浪岡:やはりハードロックは日本だと厳しいなって思ったんです。
こっちのけんと:なるほど。その辺のことを考えていたんだ。
浪岡:若い頃は自分の好きな音楽を信じていればよかったんですけど、たくさんの人に聴いてもらえないのは寂しいなっていう思いがありました。
こっちのけんと:わかります。
浪岡:大学のサークルはオールジャンルの音楽をやっていたので、その人たちと一緒にやってみようかなってことで始めたバンドです。
こっちのけんと:メンバーにボーカルの大島真帆さんを加えてツインボーカルにしようと思ったきっかけは?
浪岡:ハーモニーがほしいと思っていたので、ボーカルは2人ぐらいいたほうがいいなって最初に思ったんですよね。メンバーを組む時点でどんな音楽をやるのか決めていませんでした。真帆さんボーカルで、ギターが2本でもいいし、どうにでもできるなって感じたので、このメンバーでやってみようって思いました。
◆コロナ禍のコミュニケーションで生まれた楽曲
こっちのけんと:(2021年に8枚目のシングル)「...恋に落ちたら」はどうやって生まれたんですか?
浪岡:コロナ禍で全然人と喋れなかったんですけど、大学の友達と「Discord(ディスコード)」というトークアプリで夜な夜な通話することにハマっていたんです。そのときに恋バナになって、「恋に落ちたら順風満帆なんだけどな」みたいな、いいワードがいっぱい出たんです。
こっちのけんと:なるほど!
浪岡:それを歌詞にしちゃうおうと思って作った曲です。当時のPenthouseは、もうちょっと洋楽寄りの曲ばかりをやっていたので、こういうポップな曲をやるのは違うかなと思っていたのですが、一応作ったから共有ドライブに入れていたんです。そうしたら、J-POPが好きなベースの大原(拓真)さんから「この曲やろうよ!」みたいなことを言われたんです。
こっちのけんと:すごい! コロナ禍にDiscordで話していたからこそできた曲だったんですね。ちなみに、この楽曲を作った当時はどんな曲が好きだったんですか?
浪岡:洋楽が好きなので基本は洋楽ですが、そのなかで(アメリカ・ニューヨーク発の兄妹バンド)「Lawrence(ローレンス)」を聴いていました。ローレンスはツインボーカルなんです。
こっちのけんと:なるほど! Penthouseを始めたことで、ハードロックから方向転換してバンドメンバーの意向もいろいろ加えたわけですよね。気持ちの変化もめっちゃあったんじゃないですか?
浪岡:ありましたね。ただ、ハードロックに比べてできることが多くなったんですよね。
こっちのけんと:そういう発想なんですね!
浪岡:J-POPってけっこうジャンルが自由なので、「やってみたいことはとにかくやろう!」みたいな気持ちだったと思います。
こっちのけんと:個人的な話ですが、曲のタイトルを付ける作業って、めっちゃ腰の重い作業なんです。「...恋に落ちたら」は、前に点々(…)があるじゃないですか。なんで付けようと思ったのですか?
浪岡:Crystal Kayさんの曲で「恋におちたら」がありますよね。それで何か変化をつけたいなと思ったのですが、「曲名は『恋に落ちたら』以外にないよな」とも思ったんです。それで「...」を付けたっていうのもありますし、歌詞の雰囲気的にベタな恋愛でもないなとも思ったんです。
こっちのけんと:たしかに。
浪岡:前向きでも後ろ向きのでもない、ちょっと葛藤がある歌詞でもあるから「...」ぐらいがちょうどいいんじゃないかと思いました。
こっちのけんと:しかも、前に「...」をつけることでポジティブになるんですよね。
浪岡:歌詞的にも最後はちょっと前向きになって終わりますから、いい解釈ですね。
◆最新アルバム『Laundry』をリリース!
こっちのけんと:Penthouseは11月6日(水)にニューアルバム『Laundry』をリリースされました。どんなアルバムになりましたか?
浪岡:Penthouseはジャンルの垣根なく、さまざまな曲をやるバンドなので、今回も例に漏れず、いろんな曲が入ったアルバムになっています。
こっちのけんと:いろんな楽曲があり、ジャンルも変わりつつ、でも作詞はほぼやる。さすがですね。人生を振り返っていただいて、いろんな経験が活きているんだなって思いました。
浪岡:にしてはハードロックを全然やっていないんですけどね(笑)。そのうちやるかもしれないですね。
――ここで、最新アルバム『Laundry』から「Taxi to the Moon」をオンエア。
こっちのけんと:浪岡さんの人生を振り返ったあとに聴くと、今ここにいるっていうのがはっきり見えて感動しました。
浪岡:ありがとうございます。
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11月8日(金)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年11月16日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/