2023年2月19日 | |||
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戦後、お姉さんの李枝子さんは保育園で働き、保育士をしながら童話を書くグループにも参加。「いたどり」という同人誌に童話「いやいやえん」を発表。この時、まだ高校3年生だった妹の百合子さんに挿絵を頼みました。そしてこの作品を読んだ石井桃子さんが「おもしろいわね」とおっしゃり、童話として出版することになったとか。それからおよそ60年「そらいろのたね」や「ぐりとぐら」など、お二人が手掛けた絵本や童話は、日本だけでなく世界の子供達に親しまれています。昨年の9月、妹の百合子さんは亡くなられてしまいましたが、おふたりの絵本や童話は時代や国を越えて、これからも多くの子供達に愛され読み継がれていくと思います。 |