2022年7月3日

15周年スペシャル 松岡享子さん特集

1960年代のはじめにアメリカにわたり、ウェスタンミシガン大学の大学院で「図書館学」を学ばれ、ボルチモア市の公共図書館で勤められていた松岡享子さん。帰国後、1965年には初めて翻訳を手がけられた絵本ガース・ウェリアムズの「しろいうさぎとくろいうさぎ」が刊行されました。その後、ベバリイ・クリアリーの「ゆかいなヘンリーくん」、マイケル・ボンドの「くまのパディントン」、また石井桃子さんから引き継がれたディック・ブルーナの「うさこちゃん」など数多くの名作シリーズを担当。松岡さんの翻訳だからこそ、さらに魅力的になった児童文学ばかりです。「子どもは耳から言葉をたくさん聞いたうえで活字にいくのが実りの多い読書への近づき方」という松岡享子さんの言葉もとても心に残ります。

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