心の本棚にある、たくさんの名作の中から、今週はこちらをご紹介します。
ドイツの作家ミヒャエル・エンデの童話「はてしない物語」を2週にわたって読んでいきます。エンデというと童話「モモ」も有名ですが、この作品の発表から6年後の1979年に出版されたのが「はてしない物語」。日本ではその3年後に翻訳され、また1984年には映画にもなりました。「ネバーエンディング・ストーリー」というタイトルで世界的にヒットしています。物語の主人公は、バスチアンという少年。いじめられっ子の彼は学校に行かず、古本屋に入り、ある本に出会うのです。それが「はてしない物語」。バスチアンは、この本がどうしても欲しくなり、店の主人が奥で電話をかけている間に盗んでしまうのです。
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