2021年8月22日 | |||
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「ゆうかんな女の子ラモーナ」は、松岡享子さんの翻訳の素晴らしさによって、より魅力的で楽しい童話になっています。松岡さんはあとがきで「自分の気持ちをわかってもらえないというラモーナの悩みは、大なり小なり、子供であれば誰でも感じていることなのでは?」と書かれていますが、ではなぜ作者のベバリイ・クリアリーはこれほどまでに子供の気持ちがわかるのでしょうか?もともと児童図書館の職員として働いていた中で、子供たちがどんなことに悩み、どんなことに幸せを感じるのかを深く知ったからなのかもしれません。ちなみにラモーナのお姉さんビーザスは読書好き。図書館から借りた本を握りしめている姿も印象的です。 |