2020年10月25日

西村京太郎
『寝台特急(ブルートレイン)殺人事件』

(光文社文庫)

「ブルートレイン」の人気を取材するために、東京駅から「はやぶさ」に乗り込んだ週刊誌記者の青木。彼は列車の中で美しい女性に出会い思わず写真を撮ってしまいます。しかしその後、そのフィルムは何者かに抜き取られ、翌日その女性の死体が多摩川に浮かんでいたのです。まさに2時間ドラマのようなはじまり。そこに十津川警部が登場します。旅気分を味わいながらミステリーの魅力も存分に楽しめる「トラベルミステリー」。その生みの親である西村京太郎さんは、「寝台特急殺人事件」に続いて「夜間飛行殺人事件」「終着駅殺人事件」など次々と発表。ミリオンセラーを記録しています。行楽の秋ですが今年はおうちで「GoToトラベルミステリー」、楽しんでみてはいかがでしょうか?

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