2020年04月12日 | |||
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世界や日本でおこった出来事を忘れることなくしっかりと検証することが、人類の未来につながります。戦争、災害、感染症、そして原子力発電の事故。その出来事を、作家は物語にして、ジャーナリストは取材をとおして伝えてくれます。「チェルノブイリの祈りー未来の物語」を発表したスベトラーナ・アレクシエービッチは、体験した人々の声を書き記すことでチェルノブイリの事故を未来に伝えようとしました。そのひとつひとつの声には、生活があり人生があり、苦しみ悲しみがあり愛がある。絞り出したむき出しの言葉が記された貴重な証言集。この本を未来にどう生かすかは、私たちひとりひとりにかかっています。 |