2018年7月8日 | |||
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文豪・夏目漱石を支えた奥様とはどんな方だったのか?半藤末利子さんの随筆「漱石の長襦袢」には、妻である鏡子さんのエピソードも記されています。「少々のことではびくともしない女性だったから漱石と暮らしていけたのでは」と言われる存在。本には鏡子さんの膝に猫がちょこんと座る写真も掲載されています。夏目漱石が亡くなるまでの9年間を家族とともに過ごした場所に建てられた「漱石山房記念館」。その裏には「漱石公園」があって、石を積み上げた「猫の墓」が作られています。「吾輩は猫である」のモデルとなった猫の十三回忌に建てられたもので、猫の他にも、漱石の随筆に登場する犬のヘクトー、小説にもなった文鳥など、夏目家が飼った動物たちの供養塔です。ぜひ「漱石山房記念館」に行かれる方は「漱石公園」にもお立ち寄り下さい。 |