2017年7月2日 | |||
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「三浦綾子記念文学館」では、三浦文学により親しんでもらうために小説「氷点」の世界を歩いて感じるフットパスマップを作っています。スタートは文学館の建つ外国樹種見本林。物語の主人公である辻口啓造とその妻・夏枝が暮らす家は、この見本林の入口にある背の高いストローブ松の林に庭続きになっていました。地図を頼りにここから歩き出すと、三浦文学を育んだ旭川の町並みも満喫できるコースになっています。「氷点橋」や「氷点通り」など小説の名前がついた場所も多く、この町に暮らす人たちが三浦綾子さんの文学を愛し、誇りにしていることも感じます。この10年、メロディアス・ライブラリーにも沢山のリクエストをいただいている小説「氷点」。その原点を知る貴重な放送になりました。 |