アルプスの高原で、おじいさんと暮らし始めるハイジ。11歳になる山羊飼いの少年ペーターとも仲良くなり、毎日が輝いています。そこに再びやってきたのがデーテおばさん。フランクフルトに足の不自由なクララという少女がいて、その友達にとハイジを連れて行ってしまうのです。しかしフランクフルトでの生活はハイジには辛く、やがて夢遊病になってしまいます。童話であらためて読むと、様々な発見がある作品「ハイジ」。特にハイジがこんなにも魅力的な少女だったのかが伝わってきます。また素晴らしいのはアルプスの情景。ハイジが大感激する牧場の日没など、読むだけでアルプスを感じることができる童話です。
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