2015年09月13日 | |||
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海外の優れた短篇小説を集めたアンソロジー「美しい子ども」。この中には「朗読者」という小説でも知られるドイツの作家ベルンハルト・シュリンクの短篇小説「リューゲン島のヨハン・セバスチャン・バッハ」や、2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダの作家アリス・マンローの「女たち」も収められています。ひと口に短篇小説と言ってもそこには様々な世界が広がっています。この本の裏表紙には「短編小説はこんなにも自由だ」という言葉が書いてあります。短いことはハンディにならず、コンパクトだからこそ思いっきりはじけられて、心の遠い場所までいける短篇小説の世界。秋の休日に味わってみてはいかがでしょうか? |