2012年12月30日
2012年を振り返って
梨木香歩『渡りの足跡』
 (新潮社)

2012年を振り返るとリスナーの方からメッセージが多かった作品は、安房直子さんの「きつねの窓」。教科書に載っていることで子供時代に読んだことがある方も多かった作品。大人になってあらためて読んでも心に深く入ってくるお話です。この他「平家物語」へのメッセージも多く、やはり読書体験の入り口は教科書が大きなきっかけだったことがわかります。今年1年、番組を聴いてメッセージを送って下さった方々、本当にありがとうございました。あなたにとって、心に残るのはどんな本との出会いでしょうか?もうすぐやってくる2013年も「メロディアス・ライブラリー」とともに、本のページをめくる時間、味わってみませんか?

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