2012年07月22日
岡山県小学校国語教育研究会編
『読みがたり 岡山のむかし話』

(日本標準)

岡山で訪ねた最後の場所は、倉敷。小川さんが何度か朗読会をおこなった「夢空間はしまや」というカフェスペースからお届けしました。小川さんが作家としてデビューし、「博士の愛した数式」を書いたのも倉敷の町。小川さんのエッセイ集「妄想気分」の中にもこの町についての文章が出てきます。「倉敷はいい町ですよと、誰にでも本心からそう言える。かつて暮らした町についてそう言える私は、幸運である。」4回にわたってお届けした岡山企画。リスナーの方々からも5週年おめでとうのメッセージを沢山いただき、本当にありがとうございました。さらなる5年を目指して、これからも選りすぐりの文学を多くの方たちと味わっていきたいと思っています。

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