2012年05月27日
マイケル・ボンド
『くまのパディントン』
 (福音館書店)

「くまのパディントン」の作者マイケル・ボンドは、もともと英国放送協会BBCのテレビ・カメラマンをしながら、テレビやラジオの脚本を書いていたそうで、やがて子供向けのテレビドラマが人気となり、童話を書くようになりました。では「くまのパディントン」というキャラクターはどんなところから生まれたのでしょうか?実はクリスマスで売れ残ったクマのぬいぐるみがきっかけだったとか。マイケル・ボンドはその姿を可哀想に思い、パディントンと名付けて奥さんへのクリスマス・プレゼントにしたそうです。この童話の楽しさは作者の温かな眼差しによるもの。それがパディントンの可愛らしさにつながり、世界中で読み継がれているのです。

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