2011年07月24日 | |||
|
|||
リスナーの方たちが送って下さったリクエスト。小澤征爾さんのエッセイ「ボクの音楽武者修行」へのメッセージには「不安や戸惑いの中で、打ち込む姿に感動する」という言葉がありました。世界的に活躍する人物が、自分の若き日を綴ったエッセイには、人を元気づける力があるのではないでしょうか?今年の6月に読んだ冒険家・植村直己さんの「青春を山に賭けて」。そして2年前に取り上げた湯川秀樹博士の「旅人」にも同じようなことを感じます。世界を代表するスペシャリストにも、悩み苦しみ、それでも頑張った若き日がある・・そんなことを教えてくれるエッセイは、読者に勇気を届けてくれる1冊です。 |