2011年07月17日
レオ・バスカーリア
『葉っぱのフレディ』
 (童話屋)

絵本「葉っぱのフレディ −いのちの旅−」はミュージカルにもなっています。発案は、聖路加国際病院の理事長・日野原重明先生。絵本を読まれた時、ゴーギャンの代表作「われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか」という絵を思い出し、88歳の時に脚本に初挑戦したそうです。人はなぜ死ぬのか、死んだらどうなるのか。誰もが心に持つこの問いかけに答えてくれる「葉っぱのフレディ」。小川洋子さんがこの絵本を読みたくなるのは、自分の大切な人、そして自分よりも若い人が亡くなった時。その理不尽さに対して、「葉っぱのフレディ」はどんな答えを私たちに伝えてくれるのでしょうか?

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