2011年05月29日
ヘレン・ケラー (新潮文庫)
『奇跡の人 ヘレン・ケラー自伝』

ヘレン・ケラーがどんな時にも前向きでいられたのは、温かな愛情に支えられていたから。家族はもちろん、最も大きかったのは6歳の時に巡り合った家庭教師のサリバン先生。その出会いについてヘレン・ケラーは「この日を境にまったく違う人生がはじまる」と書いています。自分の人生すべてをヘレン・ケラーに捧げたサリバン先生。彼女の導きによって、言葉を獲得していったヘレン・ケラー。人との出会いが、いかに人生を変えていくか、ということをこの本は教えてくれます。伝記を読むことは、自分の生き方を見直すきっかけにもなるもの。人生の道に迷った時、伝記や自伝を手にとってみる。そこに生きるヒントがあるかもしれません。

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