2010年07月25日
スーザン・バーレイ
『わすれられないおくりもの』
 (評論社)

今回取り上げた「わすれられないおくりもの」のように、死をテーマにした絵本というと思い出すのが「100万回生きたねこ」。1匹の猫が何度も生まれ変わります。しかしはじめて生きる喜びを見つけた時、もう二度と生まれ変わることはなかった、という物語。「死」という難しい問題も、絵本だからこそ優しい言葉で語ってくれるのです。誰にでも「わすれられないおくりもの」だと感じる本との出会いがあるものです。そしてその出会いが人生を豊かにしてくれます。さてあなたはいかがですか?今までの人生で「わすれられないおくりもの」と強く思える本に、何冊めぐり会いましたか?

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