2010年04月25日
マーク・トゥエイン
『トム・ソーヤーの冒険』
 (岩波少年文庫)

マーク・トウェインという名前はペンネーム。彼の本名はサミュエル・ラングホーン・クレメンズと言いました。27歳の頃から新聞記者として働きはじめ、その頃からマーク・トウェインと名乗るようになったそうです。ではこの名前の由来はどこにあるのか・・・。実は川の水先案内人が水の深さを「二尋あり」と知らせる時の言葉がマーク・トウェインだったとか。彼は物書きになる前、20代のはじめにミシシッピ川の水先案内人の資格をとって働いていたこともあるため、そこから付けた名前だったのです。まさに「トム・ソーヤーの冒険」は、マーク・トウェインが生きてきた世界がぎっしり詰まった物語なのです。

...前に戻る