2010年03月14日
コナン・ドイル
『シャーロック・ホームズの冒険』

(ハヤカワ・ミステリ文庫)

コナン・ドイルがシャーロック・ホームズの物語を最初に発表したのは、1887年(明治19年)。その後40年の間に、56の短編小説と4つの長編小説を残しています。最初の発表から123年、今も人気が衰えないのはなぜでしょうか?「シャーロック・ホームズの推理小説は、読書の最も根源的な喜びを教えてくれる」と小川洋子さん。次はどうなるのだろうと読みすすめる楽しさは、まさに読書の一番の喜びだからです。さらに子供が読むと、ホームズを真似して観察眼を持つようになり、自然と数学好きにもなるとか。春休みの読書には、親子で「シャーロック・ホームズ」。大人には懐かしく、子供には発見のいっぱい詰まった文学です。

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