2009年08月16日 | |||
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昔、読んだことがある方も、あらためて「ガラスのうさぎ」を読んでみると、また違った感想を持つことができます。「子どもの頃に読んだ時には、敏子さんがかわいそうだという気持ちに押しつぶされてしまったけれど、大人になって読み返すと、敏子さんのまわりにこんなに大人たちがいることがわかりました。」と小川洋子さん。実際に、戦争でひとりぼっちになってしまった高木敏子さんは、子どもながらに頑張りますが、その都度、様々な大人と出会い、助けられていくのです。今回、番組で取り上げたのは、金の星社「フォア文庫」から出版されている「新版 ガラスのうさぎ」。ぜひこの夏、手にとってほしい1冊です。 |