2008年12月28日
村上春樹『風の歌を聴け』
今週は、1年間をふりかえって、番組で紹介した中から心に残った本についてお送りしました。村上春樹の「風の歌を聴け」は、リスナーからのメッセージが一番多かった本です。

「メロディアス・ライブラリー」のホームページにある心の本棚。ここには今年ご紹介した本がずらりと並んでいます。その数51冊。今年最後の放送では、2008年を振り返りながら小川洋子さん、藤丸由華さんの心に残る作品についてお話いただきました。小川さんのセレクションはこちら。ポール・オースター編「ナショナル・ストーリー・プロジェクト」、清少納言「枕草子」。藤丸由華さんのセレクションは、バーネット「秘密の花園」、梨木香歩さん「家守綺譚」。そしてお二人とも選ばれたのが藤原ていさん「流れる星は生きている」でした。日本文学あり、海外文学あり、古典あり、ドキュメンタリーあり。「メロディアス・ライブラリー」で取り上げた作品がいかに幅広いかがわかります。

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