2008年12月7日
オールコット『若草物語』

「若草物語」は、作家オールコットの自伝的小説と言われています。1832年、アメリカ東部の町「ジャーマンタウン」に生まれ、23歳の頃から作家として活動をスタート。35歳の時に「若草物語」を書きました。その時、「少女向きの健全な家庭小説」という出版社の希望に応じて、自分の少女時代の生活を題材にしたと言われています。「本当の幸せとは何か。それを得るためにはどうしたらいいのか、ということを繰り返し問いかけてくる作品。」と小川洋子さんは感じたそうです。その幸せとは140年近くたった今でも変わらないはず。クリスマスが近づくこの季節、「若草物語」を読みながら、自分にとっての幸せについて考えてみるのもいいのでは。

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