2008年8月03日 | |||
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レイモンド・カーヴァーという作家を日本に広めたのは村上春樹さん。1980年代に村上春樹さんの翻訳による本が出版されて日本でも知られるようになりました。レイモンド・カーヴァーの小説をこれから読んでみたいという方は、中公文庫の「CARVER’S DOZEN―レイモンド・カーヴァー傑作選」を手にとってみてはいかがでしょう。「ささやかだけれど、役にたつこと」の他に、「ぼくが電話をかけている場所」「大聖堂」など代表作が収められています。「どの短編にも人生のある一瞬に訪れる光と影が描かれている」と小川洋子さん。人生がいかにささやかな物事によって支えられているかを教えてくれる作品たちです。 |