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REPORT

第49回 9月22日「ペットフード」後編
2024.09.22
ペットフード協会の最新の調査によると、犬も猫も飼育のきっかけの1位は
「日々の生活に癒しや安らぎが欲しいと思ったから」。
当番組のナビゲーター 笠間淳さんも動物好き。
かつては実家で犬を飼っていて、今は猫を飼っているそうです。

さて、ペットフード産業に大きな変革が訪れたのは、
第二次世界大戦が終わって10年が過ぎた1956年。
ラルストン・ピュリナ社が、世界で初めて現在のような
いわゆる「カリカリ」、粒タイプのペットフードを発売しました。
同じ年には他の会社がドライタイプのキャットフードも発売しています。

初めて日本製のペットフードが作られたのは1958年。
これはマグロの血合肉を使用した缶詰タイプのキャットフードで輸出用でした。
今で言うとSDGs的なムダをなくす発想だったのでしょうか?

その2年後、国産ペットフードが初めて国内で発売になります。
この時の商品は粉末。犬にあげる時に水で溶く必要があったため
もっと手軽に与えられるよう研究が重ねられ、翌年にビスケットタイプが登場。
さらにご飯に混ぜるペレットタイプも発売されました。

それから60年が経った今、犬用も猫用も美味しそうなペットフードがたくさん。
「え? 人間よりもご馳走?」というような商品もあったりします。
毎日の生活に癒しや安らぎを与えてくれる大切な家族、それも当然かもしれません。

ちなみに1ヶ月に使うペットフードの金額は、
犬も猫も1頭・1匹だけ飼っている人の中央値を見ると
犬が主食・おやつ合計で4,000円。猫が3,000円。
どうやら笠間さんは、もう少しかかっているようです(笑)
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