第48回 9月15日「ペットフード」前編
2024.09.15
今、日本で飼われている犬は約684万頭。猫は約907万頭。
2017年に飼い猫の数が飼い犬の数を上まわったことが話題になりましたが、
7年が経ち、ずいぶん大きな差がついています。
さて、ペットフード。
世界初のペットフードとして紹介されることが多いのは19世紀の終わりに
ロンドン在住のアメリカ人 ジェームス・スプラッツ氏が売り出した犬用ビスケット。
人気商品となってスプラッツさんは1885年に製造会社を設立しています。
そして、スプラッツさんは故郷に錦を飾ろうと思ったのか
1894年に拠点をロンドンからNYに移してドッグフードメーカーを立ち上げました。
一方で、のちにラルストン・ピュリナ社となる飼料会社が、
アメリカ ミズーリ州 セントルイスで創業。
このあたりからペットフード産業は生まれ、発展していきます。
アメリカの一般家庭にペットフードが浸透したきっかけとされているのは、
1922年に発売された犬用の馬肉缶詰。アメリカは第一次世界大戦中に
フランスへの食料援助として馬肉缶詰を作っていました。
戦争が終わったあとで、その馬肉が余り、アメリカには馬肉を食べる習慣がないので
ドッグフードにしたと言われています。
ドッグフードが一般的になる頃にキャットフードも登場しますが、
当初はドッグフードを改良しただけのものだったそうです。
犬猫共用の商品もあったといいます。
この頃の猫は犬に比べて少し蔑ろにされていたようで、可愛そうな気もしますね。
2017年に飼い猫の数が飼い犬の数を上まわったことが話題になりましたが、
7年が経ち、ずいぶん大きな差がついています。
さて、ペットフード。
世界初のペットフードとして紹介されることが多いのは19世紀の終わりに
ロンドン在住のアメリカ人 ジェームス・スプラッツ氏が売り出した犬用ビスケット。
人気商品となってスプラッツさんは1885年に製造会社を設立しています。
そして、スプラッツさんは故郷に錦を飾ろうと思ったのか
1894年に拠点をロンドンからNYに移してドッグフードメーカーを立ち上げました。
一方で、のちにラルストン・ピュリナ社となる飼料会社が、
アメリカ ミズーリ州 セントルイスで創業。
このあたりからペットフード産業は生まれ、発展していきます。
アメリカの一般家庭にペットフードが浸透したきっかけとされているのは、
1922年に発売された犬用の馬肉缶詰。アメリカは第一次世界大戦中に
フランスへの食料援助として馬肉缶詰を作っていました。
戦争が終わったあとで、その馬肉が余り、アメリカには馬肉を食べる習慣がないので
ドッグフードにしたと言われています。
ドッグフードが一般的になる頃にキャットフードも登場しますが、
当初はドッグフードを改良しただけのものだったそうです。
犬猫共用の商品もあったといいます。
この頃の猫は犬に比べて少し蔑ろにされていたようで、可愛そうな気もしますね。