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REPORT

第44回 8月18日「バッグ」前編
2024.08.18
必要な何かを入れて、持ち運ぶことができる「バッグ」。 
アナログな道具なので、古くからさまざまな地域で
いろんな素材で作られたと想像されます。

実際、人間はまだ洞穴に暮らし、狩猟生活をしていた時代にも
動物の皮や植物で作ったバッグに武器や獲物を入れて歩いていました。

1991年にオーストリアの氷河で発見された世界最古のミイラ、通称アイスマン。
およそ5,300年前を生きた彼も木の皮で編んだポシェットや
山羊皮製のリュックサック、子牛皮でつくった袋を持っていました。
ポシェットには食料を入れていたと考えられています。

やがて、文明を育みはじめた人類。
岡山市立オリエント美術館には、メソポタミア文明の新アッシリア帝国時代
宮殿に飾られていた3,000年前のレリーフが展示されていますが
頭から背にかけては鳥、体が人間の精霊が、
手にハンドバッグのようなものを持っています。

メソポタミアから何万キロも離れた各地の古代文明の遺跡でも、
神や精霊や人物が手にハンドバッグを持ったレリーフがいくつも見つかっていて
その不思議な共通点が指摘されています。
中には「人類に文明を授けた宇宙人を描いたのだ!」
「手に持っているのは宇宙バッグだ!」というユニークな説もあるとか(笑)

ローマ時代になると、道路が整備され
特権階級の人々の間で馬車による旅行が始まります。
そのため、食器や家具や貴重品を入れる、鍵が付き
美しく装飾されたカバンが生まれました。
この頃、バッグは富の象徴だったのです。
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