第43回 8月11日「アイスクリーム」後編
2024.08.11
文明開化の明治時代に西洋の食文化の1つとして
一躍トレンドになったアイスクリーム。
銀座には、アイスクリームを提供する最先端のお店が、次々オープンします。
また、外国との社交場だった鹿鳴館では、
アイスクリームが晩餐会のデザートに欠かせないものでした。
ただ、この頃は高価な食べ物。
庶民に身近なものになってきたのは工業化が始まった大正時代以降で
本格的なアイスクリーム時代の到来は昭和30年代のことです。
大きな理由は、冷凍庫付きの冷蔵庫の一般家庭への普及。
さらに「当たりが出るともう一本」というような当たりくじ付きの商品の登場。
その後のヒット商品もあって、日本のアイスクリームの市場規模は
トータルで見れば大きく伸びてきました。
統計をとり始めた1966年は510億円。去年2023年は6,082億円。
およそ12倍。2023年は前年比10%増で4年連続最高記録を更新しています。
季節ごとに美味しい新商品がいろいろ出て
以前からある商品もバージョンアップされてさらに美味しくなり
コンビニやスーパーでアイスクリームを見ると迷ってしまう方も多いはず。
クオリティが高い日本のアイスクリーム商品は、海外への輸出も増えています。
2023年は10年前のおよそ5倍。
輸出先は1位:台湾、2位:香港、3位:中国、4位:アメリカ、5位:シンガポール。
日本にアイスクリームを教えたアメリカが4位とは、
アイスクリームはすでに日本の食文化の1つになっているということの証でしょう。
一躍トレンドになったアイスクリーム。
銀座には、アイスクリームを提供する最先端のお店が、次々オープンします。
また、外国との社交場だった鹿鳴館では、
アイスクリームが晩餐会のデザートに欠かせないものでした。
ただ、この頃は高価な食べ物。
庶民に身近なものになってきたのは工業化が始まった大正時代以降で
本格的なアイスクリーム時代の到来は昭和30年代のことです。
大きな理由は、冷凍庫付きの冷蔵庫の一般家庭への普及。
さらに「当たりが出るともう一本」というような当たりくじ付きの商品の登場。
その後のヒット商品もあって、日本のアイスクリームの市場規模は
トータルで見れば大きく伸びてきました。
統計をとり始めた1966年は510億円。去年2023年は6,082億円。
およそ12倍。2023年は前年比10%増で4年連続最高記録を更新しています。
季節ごとに美味しい新商品がいろいろ出て
以前からある商品もバージョンアップされてさらに美味しくなり
コンビニやスーパーでアイスクリームを見ると迷ってしまう方も多いはず。
クオリティが高い日本のアイスクリーム商品は、海外への輸出も増えています。
2023年は10年前のおよそ5倍。
輸出先は1位:台湾、2位:香港、3位:中国、4位:アメリカ、5位:シンガポール。
日本にアイスクリームを教えたアメリカが4位とは、
アイスクリームはすでに日本の食文化の1つになっているということの証でしょう。