第39回 7月14日「エアコン」後編
2024.07.14
アメリカのメーカーが、世界初の家庭用エアコンを開発したのは1930年(昭和5年)。
ただ、初期の製品は冷媒としてアンモニアやプロパンといった
毒性や可燃性のあるガスを使用していたため危険がありました。
そこで発明されたのが、毒性がなく、経済性も高いフロンガス。
これによってエアコンは広く普及することになり
戦前の日本にも海外製が輸入されて電車への導入が始まりました。
国産エアコンの本格的な登場は戦後になってからのこと。
日本最初のボタン1つで操作できるパッケージ型空調機の量産・販売がスタートしたのは
終戦から7年が経った1952年(昭和27年)。
ここから国産のエアコンは目覚ましい進化を遂げます。
1960年代には、冷房専用型の冷媒ガスの流れを切り替えて暖房もできる機種が登場。
ほぼ同じ頃、現在のルームエアコンの主流、室内機と室外機のセパレート型が
家庭用として世界で初めて開発・発売されています。
さらに、室内機は小さく、薄く、壁掛けになり
冷たい風を前面に吹き出す方式から効率よく空調を行なう下への吹き出しに主流は移り
フロンガスはオゾン層破壊に繋がるとわかったので新たな冷媒が開発されるなど
研究に携わった多くの人たちの努力でエアコンの快適性・省エネ性は向上し続けています。
最近の夏は本当に暑く、エアコンは頼もしい存在。
涼しさに感謝しつつ、環境に配慮して上手に使うように工夫しましょう。
ただ、初期の製品は冷媒としてアンモニアやプロパンといった
毒性や可燃性のあるガスを使用していたため危険がありました。
そこで発明されたのが、毒性がなく、経済性も高いフロンガス。
これによってエアコンは広く普及することになり
戦前の日本にも海外製が輸入されて電車への導入が始まりました。
国産エアコンの本格的な登場は戦後になってからのこと。
日本最初のボタン1つで操作できるパッケージ型空調機の量産・販売がスタートしたのは
終戦から7年が経った1952年(昭和27年)。
ここから国産のエアコンは目覚ましい進化を遂げます。
1960年代には、冷房専用型の冷媒ガスの流れを切り替えて暖房もできる機種が登場。
ほぼ同じ頃、現在のルームエアコンの主流、室内機と室外機のセパレート型が
家庭用として世界で初めて開発・発売されています。
さらに、室内機は小さく、薄く、壁掛けになり
冷たい風を前面に吹き出す方式から効率よく空調を行なう下への吹き出しに主流は移り
フロンガスはオゾン層破壊に繋がるとわかったので新たな冷媒が開発されるなど
研究に携わった多くの人たちの努力でエアコンの快適性・省エネ性は向上し続けています。
最近の夏は本当に暑く、エアコンは頼もしい存在。
涼しさに感謝しつつ、環境に配慮して上手に使うように工夫しましょう。