第36回 6月23日「盆栽」後編
2024.06.23
盆栽が世界に広まってアルファベットで表記されるBONSAIとなったのは昭和50年頃。
それから半世紀。日本文化に興味を持つ海外の方が増える中、BONSAI愛好家も増えています。
注目すべきは「さまざまな芸術の中でも、生あるものを素材にして、
成長や変化を考慮しながら表現する類稀なるアート」と認識されている点。
例えば、北米最大級の植物園NY市にある「ブルックリン・ボタニック・ガーデン」。
園内に日本庭園もある日本に縁が深いこの植物園には、
盆栽博物館があり、樹齢100年を超えるものも栽培されています。
1980年からは4年に1度「世界盆栽大会」が行われています。
前回2022年の開催地はオーストラリアのパース。
10回目となる次の2026年はマレーシアのクアラルンプール。
最近、日本で開かれたのは2017年のさいたま市会場で、
その時は40の国と地域から4万5千人が参加しました。
そんなBONSAIですから輸出量も増えています。
植物の輸出には厳しい制限や検査がありますが
EUへのクロマツ輸出が解禁になったこともあり、このところおよそ3割増。
こうして見ると本当にBONSAIは世界の人の楽しむアートになっているんですね。
ちなみに盆栽は温度・湿度管理が可能な
「リーファーコンテナ」で輸出されます。
かつては、歳を重ねた男性の、地味な趣味という印象があった盆栽。
ところが、芸術性と精神性を内包した、極上の楽しみ。
ナビゲーターの笠間淳さんも、自然の世界を自分の手で再現する盆栽には
ロマンを感じて興味があるそうです。そのうち趣味でやりはじめるかも?(笑)
それから半世紀。日本文化に興味を持つ海外の方が増える中、BONSAI愛好家も増えています。
注目すべきは「さまざまな芸術の中でも、生あるものを素材にして、
成長や変化を考慮しながら表現する類稀なるアート」と認識されている点。
例えば、北米最大級の植物園NY市にある「ブルックリン・ボタニック・ガーデン」。
園内に日本庭園もある日本に縁が深いこの植物園には、
盆栽博物館があり、樹齢100年を超えるものも栽培されています。
1980年からは4年に1度「世界盆栽大会」が行われています。
前回2022年の開催地はオーストラリアのパース。
10回目となる次の2026年はマレーシアのクアラルンプール。
最近、日本で開かれたのは2017年のさいたま市会場で、
その時は40の国と地域から4万5千人が参加しました。
そんなBONSAIですから輸出量も増えています。
植物の輸出には厳しい制限や検査がありますが
EUへのクロマツ輸出が解禁になったこともあり、このところおよそ3割増。
こうして見ると本当にBONSAIは世界の人の楽しむアートになっているんですね。
ちなみに盆栽は温度・湿度管理が可能な
「リーファーコンテナ」で輸出されます。
かつては、歳を重ねた男性の、地味な趣味という印象があった盆栽。
ところが、芸術性と精神性を内包した、極上の楽しみ。
ナビゲーターの笠間淳さんも、自然の世界を自分の手で再現する盆栽には
ロマンを感じて興味があるそうです。そのうち趣味でやりはじめるかも?(笑)