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REPORT

第34回 6月9日「救急絆創膏」後編
2024.06.09
ひとくちに絆創膏と言っても「水絆創膏」や「テープ絆創膏」など種類は複数あります。
中でも私たちにいちばん身近なのが「救急絆創膏」と呼ばれるタイプ。
その定義は「身体の部位に用いる接着剤を付した布製、
プラスティック製等の各種形状の絆創膏材」というものです。

救急絆創膏は薬事法で「医薬品」「医薬部外品」「医療機器」の3種類に区分されていて
成分や効能・効果、使用目的によって使い分ける必要があります。
しかし、多くの商品は一般名称の救急絆や救急絆創膏として売られているので
買う時には製品区分をしっかりと確認しましょう。

一般的なガーゼパットがついた救急絆創膏が、
アメリカの会社から初めて発売されたのは1921年(大正10年)。
その誕生には、こんなエピソードがありました。

医療材料を作るメーカーで働くディックソンは、
キッチンでたびたびケガをしてしまう新婚間もないジョセフィーヌのことで悩んでいました。
一緒にいる時は包帯を巻いてあげられますが、自分がいない時にはそれをしてあげられません。

そこでジョセフィーヌが一人でも、自分で簡単に手当てできるよう
テープを広げて小さなガーゼを一定の間隔で置いてみたのです。
自分で処置できるようになって、愛しい妻は喜びました。

ディックソンが上司にこの話をしたことから商品としての救急絆創膏は誕生。
世界のどこの家庭にも置いてあるものとなりました。
妻を思う気持ちが生んだ発明品、それが救急絆創膏なのです。

ディックソンのジョセフィーヌへの想いを想像すると
救急絆創膏を貼る時に、なんだか温かい気持ちになりますね。
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