第33回 6月2日「救急絆創膏」前編
2024.06.02
身体のどこかを擦りむいてしまった時や切ってしまった時に
患部に貼るガーゼパットがついた「救急絆創膏」。
あなたは、ふだん何と呼んでいますか。
日本で最も多いとされるのが「バンドエイド」。
実はこれ、アメリカのメーカーが発売した世界初の救急絆創膏の商品名。
一般名詞ではないんです。その誕生エピソードは次回お伝えするとして・・・
他にも北海道・和歌山・広島などでは「サビオ」で、これはスウェーデン製品のブランド名。
日本の企業がライセンス契約したことで広まったようです。
東北地方・中国地方、佐賀・長崎などで多いのが「カットバン」。
佐賀に本社があるメーカーが1961年に発売した商品名。
熊本・福岡・沖縄などの「リバテープ」は、今度は熊本にある製薬会社の商品名です。
ここまでの呼び方は全て商品名・ブランド名ですが、由来が判らないものもあります。
それは富山県エリアでの呼び方「キズバン」。
「ライトキズバン」という商品があるものの、これと富山の直接的な関係は無し。
『“キズに貼るばんそうこう”を略したものからきている?』 など諸説あり
明確な理由は明らかになっていません。
こうして呼び方を見ると「絆創膏」には地域性があり、
日本の地域文化が透けて見る感じがして興味深いですね。
ちなみに広島出身の笠間さんの実家では、
「キズテープ」と何ともレアな呼び方をしていたとか(笑)
家の中ではキズテープ、外に出るとやはり「サビオ」。
「キズテープってなんだよ〜」とからかわれた思い出もあるそうです。
呼び方は何にせよ、子どもの頃にどこかを擦りむいてしまい、お母さんやお父さん、
おばあちゃんやおじいちゃんに貼ってもらった時には、
何とも言えない安心感がありましたよね。
患部に貼るガーゼパットがついた「救急絆創膏」。
あなたは、ふだん何と呼んでいますか。
日本で最も多いとされるのが「バンドエイド」。
実はこれ、アメリカのメーカーが発売した世界初の救急絆創膏の商品名。
一般名詞ではないんです。その誕生エピソードは次回お伝えするとして・・・
他にも北海道・和歌山・広島などでは「サビオ」で、これはスウェーデン製品のブランド名。
日本の企業がライセンス契約したことで広まったようです。
東北地方・中国地方、佐賀・長崎などで多いのが「カットバン」。
佐賀に本社があるメーカーが1961年に発売した商品名。
熊本・福岡・沖縄などの「リバテープ」は、今度は熊本にある製薬会社の商品名です。
ここまでの呼び方は全て商品名・ブランド名ですが、由来が判らないものもあります。
それは富山県エリアでの呼び方「キズバン」。
「ライトキズバン」という商品があるものの、これと富山の直接的な関係は無し。
『“キズに貼るばんそうこう”を略したものからきている?』 など諸説あり
明確な理由は明らかになっていません。
こうして呼び方を見ると「絆創膏」には地域性があり、
日本の地域文化が透けて見る感じがして興味深いですね。
ちなみに広島出身の笠間さんの実家では、
「キズテープ」と何ともレアな呼び方をしていたとか(笑)
家の中ではキズテープ、外に出るとやはり「サビオ」。
「キズテープってなんだよ〜」とからかわれた思い出もあるそうです。
呼び方は何にせよ、子どもの頃にどこかを擦りむいてしまい、お母さんやお父さん、
おばあちゃんやおじいちゃんに貼ってもらった時には、
何とも言えない安心感がありましたよね。