第28回 4月28日「自転車」後編
2024.04.28
日本で自転車産業が興ったのは明治時代だった19世紀終わり。
銃を基礎に様々な機械の製造に取り組んでいた実業家 2代目 宮田栄助のもとに
ある外国人が自転車の修理を依頼したことがきっかけでした。
銃製造の技術は自転車にも応用できたのです。
その新しい乗り物に可能性を感じた宮田栄助は1890年に日本初の自転車を試作。
事業を自転車製造にシフトして日本の自転車産業を牽引していくことになります。
実は世界最古の自転車機能を有したものは日本で誕生した!という話もあります。
時は18世紀初頭、舞台は現在の埼玉県本庄市。
農家の庄田門弥が発明したという「陸船車」がそれです。
この「陸船車」は船に車輪がついた形で時速14kmほどで走り
坂も登れるという記録が残っているそうですが、
資料は少なく、残念ながら世界的に認知はされていないようです。
それから300年ほど経った今、日本の自転車保有台数は約6870万台。ほぼ2人に1台。
新型コロナウイルスの影響と健康志向と電動自動車の普及で利用者は増えているようです。
最近、街で見かける自転車は目に見えて進化している感があります。
特に、最近のスポーツタイプの自転車には、航空機やゴルフクラブと同じように
カーボンファイバーが使われる等、軽量化が実現されています。
だからスタイリッシュでカッコいい!
番組をお聴きの方の中にも、自転車を利用している人は多いことでしょう。
楽しく、安全な自転車ライフを送って下さい。
銃を基礎に様々な機械の製造に取り組んでいた実業家 2代目 宮田栄助のもとに
ある外国人が自転車の修理を依頼したことがきっかけでした。
銃製造の技術は自転車にも応用できたのです。
その新しい乗り物に可能性を感じた宮田栄助は1890年に日本初の自転車を試作。
事業を自転車製造にシフトして日本の自転車産業を牽引していくことになります。
実は世界最古の自転車機能を有したものは日本で誕生した!という話もあります。
時は18世紀初頭、舞台は現在の埼玉県本庄市。
農家の庄田門弥が発明したという「陸船車」がそれです。
この「陸船車」は船に車輪がついた形で時速14kmほどで走り
坂も登れるという記録が残っているそうですが、
資料は少なく、残念ながら世界的に認知はされていないようです。
それから300年ほど経った今、日本の自転車保有台数は約6870万台。ほぼ2人に1台。
新型コロナウイルスの影響と健康志向と電動自動車の普及で利用者は増えているようです。
最近、街で見かける自転車は目に見えて進化している感があります。
特に、最近のスポーツタイプの自転車には、航空機やゴルフクラブと同じように
カーボンファイバーが使われる等、軽量化が実現されています。
だからスタイリッシュでカッコいい!
番組をお聴きの方の中にも、自転車を利用している人は多いことでしょう。
楽しく、安全な自転車ライフを送って下さい。