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REPORT

第16回 2月4日「チョコレート」前編
2024.02.04
バレンタインデーが近づいてきた今週と来週は「チョコレート」の物語。
チョコレートの原料はココアと同じくカカオの実の種です。

チョコレートの作り方を簡単に説明すると
まずはカカオ豆を発酵させ、乾燥させます。 
そのあと低温で時間をかけて焙煎し、皮を取り除き、粉砕。
すると、カカオ豆は脂肪分が55%ほどもあるため、茶色のペースト状になります。
これが「カカオマス」と呼ばれるもの。

いま頭の中のイメージでできたカカオマス。 
これは、そのままキープしておいて下さい。 

それとは別のカカオマスを用意しました。
カカオマスは強い圧力をかけて絞ると脂肪分のオイルと固形物に分離し
オイル部分を「カカオバター」、固形物を「ココアケーキ」と言います。
そのカカオバターを先ほどのキープしておいたカカオマスに混ぜて
砂糖や牛乳を混ぜると通常の茶色のチョコレートが完成します。

ちなみにココアケーキは粉砕すると「ココアパウダー」となり、これはココアの原料。
カカオバターに砂糖や牛乳を粉末にした粉乳を加えたものがホワイトチョコレートです。
なんとなくイメージしていただけたでしょうか?

カカオの樹は1年の平均気温が27度以上、高温多湿の土地で育つため
国内で使うカカオ豆はほぼ全て外国産。
発酵・乾燥過程まで施されたものが日本にやってきます。
2022年の輸入量はおよそ4万4千トン。 
輸入先で圧倒的に多いのが西アフリカのガーナ、次いで南米のベネズエラ、エクアドル。
豆の味は品種や産地、栽培地の気候、発酵の仕方などでずいぶん違います。
そんな「チョコレート」の物語は来週へと続きます。
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