第14回 1月21日「テレビ」前編
2024.01.21
最近のテレビは薄型になり、画面が大きくなり、本当に迫力ある映像を楽しめます。
2022年の、日本における薄型テレビの出荷台数は、およそ487万台。
そのうち4割がサイズ50型以上で、半数以上が4K対応だそうです。
あなたの家ではもう4K、あるいは8K対応タイプですか ?
テレビの開発については誰が、いつと端的に言うことはできません。
さまざまな人の発明と開発の結びつきと応用によって生まれたものだからです。
1つの起源は日本では江戸時代末期だった1843年、
スコットランドで画像をスキャンして電送する装置が開発されたこと。
その後、無線通信が発明され、さらにブラウン管がつくられたことで
テレビの受信装置の原型ができ、大正時代の1911年、
ロシアで世界初のテレビによる送受信の実験が成功します。
しかし、この時はまだ、映像の信号を増幅させる真空管の技術が未熟で、
実用化には至りません。
そのテレビを実用化レベルに引き上げたのが日本人。
のちに日本では「テレビの父」と言われる工学者 高柳健次郎さんが、
大正15年と昭和元年にあたる1926年、ブラウン管での電子映像表示に成功したのです。
その後、さらに技術の開発・改良がさまざまな国であり、1929年(昭和4年)、
イギリス国営放送のBBCを皮切りに世界で次々とテレビ放送がスタート。
瞬く間にテレビは20世紀最大のメディアとなっていきました。
私たちが毎日の暮らしで、楽しい時間を享受しているテレビは、
多くの国の研究者がバトンを繋いで生み出した魔法の箱なのです。
2022年の、日本における薄型テレビの出荷台数は、およそ487万台。
そのうち4割がサイズ50型以上で、半数以上が4K対応だそうです。
あなたの家ではもう4K、あるいは8K対応タイプですか ?
テレビの開発については誰が、いつと端的に言うことはできません。
さまざまな人の発明と開発の結びつきと応用によって生まれたものだからです。
1つの起源は日本では江戸時代末期だった1843年、
スコットランドで画像をスキャンして電送する装置が開発されたこと。
その後、無線通信が発明され、さらにブラウン管がつくられたことで
テレビの受信装置の原型ができ、大正時代の1911年、
ロシアで世界初のテレビによる送受信の実験が成功します。
しかし、この時はまだ、映像の信号を増幅させる真空管の技術が未熟で、
実用化には至りません。
そのテレビを実用化レベルに引き上げたのが日本人。
のちに日本では「テレビの父」と言われる工学者 高柳健次郎さんが、
大正15年と昭和元年にあたる1926年、ブラウン管での電子映像表示に成功したのです。
その後、さらに技術の開発・改良がさまざまな国であり、1929年(昭和4年)、
イギリス国営放送のBBCを皮切りに世界で次々とテレビ放送がスタート。
瞬く間にテレビは20世紀最大のメディアとなっていきました。
私たちが毎日の暮らしで、楽しい時間を享受しているテレビは、
多くの国の研究者がバトンを繋いで生み出した魔法の箱なのです。