4月、男子マラソンの川内優輝さんが、「ワールド・マラソン・メジャーズ」の一つ、ボストンマラソンで優勝しました。タイムは(速報記録で)2時間15分58秒。日本人の優勝は、1987年の瀬古利彦さん以来、31年ぶりでした。長年市民ランナーとして活躍してきた川内さんですが、この結果を受けて、プロへの転向を表明しました。「世界中のレースに出て勝ちたい。思い切り走れるのはあと10年もない。死ぬ時に後悔したくない。」「もっと強くなり、世界で挑戦したい。」弟の鮮輝さんもプロのランナー。プロになった後、大幅に記録を伸ばしたことも刺激になったみたいです。
「弟がどんどん強くなる姿を見て、やるしかないという気持ちになった。」なにより走るのが好き、マラソンが大好き。その気持ちがプロ転向の原動力でした。31歳の決断。ランナーとしては決して早くないスタートラインだが、自分の夢を叶えるのに「遅すぎる」ということはありません。「賢者の名言」今日の言葉は・・・「世界に挑戦。」さあ、“今日”という未来に向けて、スタートです!
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