スペシャルゲスト!「山田君のざわめく時間」中丸雄一先生が登場!
今回は、「山田君のざわめく時間」中丸雄一先生が登場!
KAT-TUNの中丸雄一さんが漫画家デビュー!先生として、番組にお越しいただきました!
狩野さんは、KAT-TUNデビュー当時からの知り合いということもあり、「中丸先生」呼びが慣れない紹介に!?
中丸さん自身も「先生が付く定義ってなんなんですか?」となんとも言えない気持ちになっているんだとか…!
そして今回、まさかの漫画家デビュー!事務所に入る前の中学生の頃から、大人気のジャンプなどに影響されて「漫画家って楽しそうだな」と思い、漫画家のグッズ本を買うなど、人よりも本気度が高めに漫画家になりたかったそう!
何か身につけないと心配という気持ちから、影の努力で漫画やボイパなど身につけているのかもというお話も。
デビュー作「山田君のざわめく時間」連載について伺いました。
大人になり、10年前からタブレットで空き時間に書き溜めていて「いつか出したい!」と手探りで思っていたところ、東村アキコ先生に相談した際に、助言をもらい現場を見学させてもらったことも。
世に出ていない前作を作品を見せた時には「主人公は目が大事」「人気になるものは丸みがある」とのアドバイスをいただいたんだそう。
そして、先月番組にお越しくださった、東村アキコ先生の担当編集でもある助宗さんに、数々の作品をメールで送り本気度をアピール!
メインの仕事をしながら、締切までのスケジュールを確実に取れないということもあるので、編集長と相談してストックし、かなり前もって完成させて雑誌「アフタヌーン」で短期連載スタート!
「マッサージ店での店員さんとの距離」、「名前が思い出せない時の対処法」などあるあるネタを、中丸さんの経験を8割くらい盛り込んだ作品に!
基本的には山田の頭の中でぐるぐる展開するページが多く、動きも少ないため淡々とならないように変にトライする、間抜けだけど切り口わ変える、様々なアングルで描くなど工夫されているそうです!
作品として一本完成させられるという点では、東村アキコ先生から頂いたすごく残っている言葉を紹介いただきました。「4コマ漫画、明日までに10話分完成させてみ、できるやつはできる」と言われ、ふるいにかけられるという意味で受け取り、描いて持っていき見てもらったというエピソードが!
今後、「山田君のざわめく時間」のシリーズは2冊目、3冊目を目指したい、アイデアや画力が上がり幅広く描ける自信がついた時には別のシリーズも描きたいという目標も!
「山田君」シリーズの前に100ページほど描いた長編のSF作品があり、描いていくうちに要素や伏線など盛り込むほど回収できないという事態に・・・?!
今後の中丸先生の作品もお楽しみに!
中丸雄一先生、ありがとうございました!
各コーナーへのメッセージは、番組HPからお送りください!
山田君のざわめく時間 / 中丸雄一
「エレベーターでの正しい立ち位置は?」「友達の興味のない話を傷つけずに切り上げるには?」「マッサージ店で凝っている場所をうまく伝えられない…!」毎日の中で起こる様々なことがとにかく気になってしまう青年・山田雄一(やまだおいち)。彼の心の中は、気遣い、疑問、シミュレーションにあふれてざわざわと大忙し。日常の中に潜む『ざわめく』瞬間を切り取る、味わい系日常ショートストーリー。アフタヌーン連載時の掲載話に加え、単行本でしか読めない80ページ超の書きおろしつき。さらに【電子限定特装版】では漫画家になることを夢見ながら一人コツコツと書き溜めていたデビュー前の習作ネーム「かぐや」の冒頭19Pを特別収録。
1巻感想文「おおきく振りかぶって」
1巻感想文
今回の課題漫画は、ひぐちアサ先生「おおきく振りかぶって 1巻」!
リスナーさんの1巻感想文をご紹介します!
平成やまね合戦ぽんぽこさん
いわゆる高校野球漫画とは雰囲気が一味違って、主人公が中学時代ヒイキでエースをやっていて常におどおどしているというのが斬新で面白いです。
まずは主人公の因縁の相手の三星学園に勝てるのか、そして甲子園に出場することはできるのか。さっそく続きを読んでみたいと思います。
のちこさん
「おおきく振りかぶって」大好きな漫画です!
三橋だけでなく他のメンバーの精神的成長が醍醐味!
そして、基本、全員いいやつなのも好感持てるポイントです。
番組HPから課題漫画の感想文を募集中!
【現在募集中の課題漫画】
おおきく振りかぶって / ひぐちアサ
県外の高校に進学した卑屈で弱気なピッチャー・三橋廉(みはし・れん)。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員1年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創設まもない野球部だった! オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら! 読むとためになり、しかも血沸き肉躍り涙する。絶対に面白い本格高校野球漫画!
スペシャルゲスト!『リエゾン ―こどものこころ診療所―』ヨンチャン先生が登場!
今回は、「リエゾン ―こどものこころ診療所―」からヨンチャン先生が登場!
「モーニング」で連載中!昨年、山崎育三郎さん主演でドラマ化もされた作品です!
韓国出身のヨンチャン先生。故郷の地平線の先に日本が見える海辺の釜山で、毎年正月に初日の出に祈っていたところ、日本に来るように。漫画の聖地であり、憧れの漫画家の先生と同じ土地で漫画を見せられるというのが夢だったそう!
そして、児童精神科が舞台の漫画『リエゾン ―こどものこころ診療所―』。作品を描こうと思ったきっかけは、医療漫画は遠い世界だと思っていたところ、それぞれの人の数ほど症例、ケア方法がある、「児童精神科」に興味を持ち、漫画でありながらもヒューマンドラマ的な要素も兼ね備えているので共感できることから手がけることに。
児童精神や子育て関係に興味があった、週刊現代からモーニング編集部に移動してきた当時の担当さんと、実際に半年ほどかけて医療現場を周り取材を行い、ネームの修正を重ねて連載に。1人で連載しながら取材は難しいということで、3話目から共同原作者の竹村優作先生が参加。現在、担当編集者3名、監修の先生が2名、取材、脚本を手伝うライター1名、アシスタント3名と、10名ほどで制作を担当。
また、狩野さんの姪っ子さんが『9Pトリソミー』ということを、お母さんからインスタで言ってくれないか、というお願いがあり、SNSを通じて子供を持つお母さんと繋がりが生まれたことで「やって良かったな」というエピソードから、『リエゾン』は病気のこと、親の悩みを知ることができるいい漫画という感想も。
倉持さんは、自分の息子さんが出来ること、出来ないことのグラフの凸凹が目立ってきていて悩みを抱えているというお話から、生きづらさを抱えている大人にも読んで欲しい作品に。
先生が特に印象に残っているエピソードとして、起立性調節障害、ヤングケアラーをあげていただきました。そして発達障がいについてなどについても詳しく伺いました。描く上で気をつけている点は、偏った立場だけが強調されないように両方の立場を客観的に描くことで理解の幅が広がるようにされているそう。
そして、産後うつの回では、「無理しないでください」「休んでください」というセリフを描きながら、自分は休みなく手に湿布を貼って制作している状況だったそうで、温かい言葉に感情が乗り、自分で心が温かくなったということも!?
ハートフルで、考え方を見つめ直す時間を与えてくれる作品となっっています!
ヨンチャン先生、ありがとうございました!
「1巻感想文」
今回、「おおきく振りかぶって」を取り上げました。
感想文、メッセージが採用された方には、3,000円相当の「まんが王国クーポン」をプレゼント!
次回は、課題漫画「その着せ替え人形は恋をする」を紹介します!
コーナーへのメッセージは、番組HPからお送りください!
リエゾン ―こどものこころ診療所― / ヨンチャン、竹村優作
現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸! この児童精神科医は、発達障害を凸凹と呼ぶ。あなたの凸凹にハマる生き方が必ずある。/日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人。そして、子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちがいる。児童精神科医は、そんな親と子に向き合い続ける。第1巻は「でこぼこ研修医のカルテ」「金の卵」「学校に行けない子ども」の3編を収録。